「三池の変態的快作」殺し屋1 たけはちさんの映画レビュー(感想・評価)
三池の変態的快作
原作は少し読んだ程度。R18指定も分かる残酷描写のオンパレードは、三池崇史、幻の傑作「不動」を思いだす。ただ本作は全体に物語を語るよりかはイメージの表出に重きを置かれ、ある意味ゴダール的な映画への憧憬すら感じさせる。ゆえに通常のエンタメ映画を期待すると手痛い裏切りに遭い、かといって芸術性など微塵もなく、三池の変態性が観るものを選ぶ怪作である。
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原作は少し読んだ程度。R18指定も分かる残酷描写のオンパレードは、三池崇史、幻の傑作「不動」を思いだす。ただ本作は全体に物語を語るよりかはイメージの表出に重きを置かれ、ある意味ゴダール的な映画への憧憬すら感じさせる。ゆえに通常のエンタメ映画を期待すると手痛い裏切りに遭い、かといって芸術性など微塵もなく、三池の変態性が観るものを選ぶ怪作である。