「個人的にツボだったりする」少女ムシェット Jolandaさんの映画レビュー(感想・評価)
個人的にツボだったりする
数年前、衛星放送で観ました。去年、リマスター版?をリバイバル上映していたことを、最近になって知りました。…誰か教えてよ‼(※号泣)(※他力本願)
白黒映画で、暗くて悲惨で救いがなくて、しかし語り口が非常に淡々としている。なんとも私好み。
主人公が特別すごく可愛い訳でもなく、なおかつ(いじめてくる人に対して)物を投げつけて抵抗するシーンもあるので、「苦難に耐えるいたいけな美少女」(代表例:「おしん」)が好きな日本人の琴線には、あまり響かないフシもあるかもしれない。でも一部にはやっぱり好きな人達もいてくれて、嬉しい(笑)
わかりやすい解答を用意しておらず、不条理なものを不条理なまま描く。悲惨なものを悲惨なまま観客に突きつける。綺麗事は一切ない。そういうスタイルが好きです。
DVD買おうと思うと、高いなー(汗)つくづく、リマスターを見逃したことが悔やまれる。
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カールⅢ世さんのコメント
2021年5月21日
Jondaさん、
鍵泥棒のメソッドのレビューにコメントありがとうございましたっ
配役に文句言ってもはじまらないんですけどね。雑誌の編集長としても面白い事情で、個性的で、最後の方では確かな鑑定士でもあったという点では素晴らしかったと思います。監督がオリジナル脚本で勝負してくる映画っていいですね。これは当たり🎯