「造られた生命の進化について・・・」ジュラシック・パークIII ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
造られた生命の進化について・・・
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この作品も面白いとは思うんだけど、「ジュラシック・パーク」シリーズの興行成績は右肩下がりのため、三部作ということで一旦完結となった。
やっぱり、監督が変わったせいもあるのかな。次のシーンを期待するドキドキ感が、若干薄かった。新しい恐竜が出てきたり、撮影技術も進歩して、迫力ある映像になったはずなのに・・・
【ネタバレ含みます】
一作目のメインだったグラント博士。前作はマルコム博士が主役で出演しなかったけど、本作ではエリー博士と共に復活した。一作目ではいい仲だと思ってたのに、本作品の冒頭部分でエリーが他の人と結婚していてビックリだった。結果、グラント博士だけが、恐竜の島へ出向くことになったんだけど、最後でちゃんと活躍してくれたから、なるほど、そういう事かと納得しちゃいました。
「ジュラシック・パーク」シリーズ3作とおして、結局人間の身勝手で右往左往するんだから、恐竜もいい迷惑だよね。
勝手に創り出されて、見世物にされ損なって。無理やり街に連れてこられたり、自分達の住処に勝手に入り込まれたりして。
本作品では、子供を助けるために別居中の夫婦が大活躍。お互いを見直して親子3人仲良く暮らしていけたら良いなって思いました。
余談ですが、「ジュラシック・パーク」のシリーズって、ただの恐竜パニックムービーじゃないんだよね。
このシリーズで、恐竜が鳥の祖先だって知りました。そして、「Ⅲ」では、ラプトルが結構重要な形で登場するんだけど、「Ⅰ」から「Ⅲ」の間で、新たな発見があったらしく、それを取り込んでデザインを変えたみたい。
いや〜、リアルな造りでホンっと感激です。
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