「人間同士がやる戦争」JSA か~ささんの映画レビュー(感想・評価)
人間同士がやる戦争
クリックして本文を読む
38度線の最前線で、南北の兵士が交流する。しかし、将校に見つかり二人が死亡した。事件の真相を韓国系スイス人将校が追う。
人間同士が闘う戦場では、日露戦争であれ、第一次世界大戦であれ、現場で自主休戦があり、敵味方が暫し交流をしていたという。南北朝鮮でも敵味方の兵士が交流してもおかしくはない。
しかし、無人機攻撃や弾道弾ミサイルなどの戦争では、人間的な側面がまったくない戦いとなるのだろう。
人間同士が直接手をくださない戦争によって、当事者の葛藤はなくなりその意味では悲劇的な感情はなくなるだろう。そのとき、どのようにして戦争が終わるのだろうか。当事者の感情が戦争をとめさせるのではないだろうか。
コメントする