「無間地獄の完成」インファナル・アフェアIII 終極無間 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
無間地獄の完成
10年も経つと記憶も曖昧で、3はその後のラウの話だけかと思ってたら、1を結構補ってて、補い過ぎて辻褄が合ってるのか疑問にもなった。
三部作同時に撮ってたと言うから話の破綻はないと思うのだけど、1に出て来なかった重要キャラがIIIではメインなので、え?となってしまう。
だけど、話の流れは男臭くてミステリ要素もあって好きだった。
マフィアの潜入と思わせといて、ヤンとの友情を見せるラストにはサブイボが出た。
あとはラウ。ラウも人間であり、自分がやった事を自分で正しいと騙してたのも限界を越え、苦しむ様がとても良かった。
善人になりない。と言うラストも心の叫びのようで胸が苦しくなった。
2でサムはヤンを信頼出来るわけないと思ってたけど、やはり心から信頼はしてなかったのだなと分かって腑に落ちた。
1と3をまとめて編集し直したらめちゃくちゃ面白いんじゃないかな?と思った。
男の友情に痺れる三部作だった。
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