劇場公開日 1955年11月1日

「可愛い男と女」七年目の浮気 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0可愛い男と女

2015年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

単純

萌える

総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:65点|音楽:65点 )

 妻子が避暑に出かけていない間を狙っていたかのように、ここぞとばかり色気むんむんの可愛い女が上の階にやってくる。たったそれだけのことで舞い上がって右往左往してしまう初心な中年男がまた別の意味で可愛い。彼女を意識して彼女と何か起きることを勝手に想像しちゃって、でも倫理観に縛られ妻子のことを思って罪悪感を感じてへこんで、と自己完結。
 現在の映画ならばすぐに火遊びを楽しむことに躊躇無かったりするのに、この時代はマリリンが目の前に現れていい雰囲気になったとしても、地下鉄の風でスカートがひらひらと舞い上がったとしても、まだアメリカの家庭は平和でほのぼの。わずか数十年でここまで違うものかという社会の変貌ぶりも意識さらせれる。

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Cape God