GO(2001)のレビュー・感想・評価
全42件中、41~42件目を表示
心に残る言葉がたくさん。
最も好きな邦画の1つ。
どうせ在日映画でしょっていって見ないのは本当にもったいないです。
窪塚くんのあの癖とオーラのある演技が私は大好きなんですが、彼史上一番かっこいい作品だと思います。
柴咲コウちゃんの不思議な雰囲気の女の子もすごく合っててほんっとに可愛くて。
脇を固める役者さんがまた素晴らしい。
お父さんの山崎努さんもお母さんの大竹しのぶさんもお巡りさんの萩原聖人さんもタクシー運転手の大杉漣さんも
絶対代わりが利かない味を出して作品に深みを与えてくれてます。
邦画には色々要素を欲張って結果ペラペラになるってことがよくありますが、恋愛友情家族そしてアイデンティティとすごくバランスがいいのも魅力の1つです。
シェイクスピアの「名前って何?薔薇と呼んでいるその花を別の名前に変えても美しい香はそのまま」に始まり
「親のすねかじってるうちはね 〜 ガキなんだよ!ガキ!」「広い世界を見ろそして自分で決めろ」「中にいる方が楽だぞ、それでもやるか?」「俺は何者だよ?〜俺は俺なんだよ!」などなどほんとにいい言葉が多いのです。(見たらわかるはず!)
葛藤を乗り越えた「ぶち破れそんなもん」は何度聞いてもいいです。
在日外国人がテーマですが何事も同じで、
国籍や性別や年齢や立場なんて関係なくいいものはいい。いい人はいい人。
それをちゃんと自分で見て触れて決めたいなと心に刻んでます。
かっこいい!
血ってなんだろうって思う。
同じ人間で、育った地は同じで、でも国を分ける。
強く意識したことがなかったけど、私は偏見がないんじゃなくて、身近に知り合いがいないだけでなにも知らなかったんだと気付いた。
アイデンティティとかそういうもの全部ひっくるめて自分の存在意義ってなんだろうって、すごく考えさせられる。
そして、とにかく窪塚が、山崎さんが、かっこいい。
全42件中、41~42件目を表示