シザーハンズのレビュー・感想・評価
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絵本読んでる気分でした!
素敵な世界観で、まるで絵本を読んでいるような気分にうっとりです。
主人公の少ない台詞にこめられた感情が胸に響いてたまりませんでした。
ぜひ冬に観たい恋愛映画です。
本作に付いていた特典のインタビューはとても短く終わってびっくりしました。
道で札束の詰まったカバンを見つけた、君はどうするかね?
映画「シザー・ハンズ」(ティム・バートン 監督)から。
この映画って、こんなに切ないストーリーだったんだ、と
鑑賞後、涙腺が緩み、しばらく胸がジーンとするのを感じた。
楽しいとか、幸せいっぱいの気持ちは、人に伝えられるけれど、
切ない気持ちは、なかなか上手に伝えられないなぁ、と思う。
自分自身で、今回の気持ちを思い出すために、ハサミの手をもった
人造人間「エドワード」に、ケジメを教えるシーンを選んだ。
質問はいたって簡単、人間社会でのルールを試す設問。
「道で札束の詰まったカバンを見つけた、君はどうするかね?」
答えは一つ、次の(A)〜(D)の中から選ぶ。
(A) 君が頂く
(B) 友達や愛する者にプレゼントを買う
(C) 貧乏な人にあげる
(D) 警察に届ける
エドワードは「愛する者に、プレゼントを」と答え、間違いとされる。
もちろん、善悪だけを考えたら「(D) 警察に届ける」が正解だけど、
「友達や愛する者にプレゼントを買う」「貧乏な人にあげる」を
選んだからといって、あなたの生き方は間違っていると断定するのは、
私が望む生き方と、ちょっと違う。
この「愛する人のためなら」という考えが、物語全体を包み込み、
エドワードを演じる「ジョニー・デップ」の 台詞が少ない分、
観ている私が、じっくり考えさせられるシーンが多かった気がする。
人間の心は移ろいやすく、味方になったり敵になったり、慌ただしい。
彼の傍にチョコンと座る犬が、一番の理解者なのかもしれない。
P.S.
「君のことが心配だ。十分に注意して暮らせよ」という助言や、
エドワードに「逃げ道」を与え、追っかけてくる町の人たちに、
「もう終わった、皆、帰ってくれ」と言い切った警官、
カッコよかったなぁ。
まぁ、細かいとこは気にせず(о´∀`о)
今や大人気のジョニー・デップの代表作の1つ。ストーリーの中にはツッコミたくなるとこもあるんですが(どっから出てきたんだ、その氷の固まりは?とか、サスペンダーは切れちゃったのに、ズボンのベルトループは切れないんだとか)、ティム・バートンらしい切ないファンタジーですね。ワタシはこの世界観好きだし、ジョニー・デップが見事にはまってると思います。大切な人や恋をした人を大事にしたいけど、その仕方がわからない、初めて感じる人の優しさ、冷たさ、怒り、恋をする気持ち…。優しいけど残酷で切なく温かい…やっぱり好きです。エドワードがキムをぎこちなく抱きしめるシーンも素敵ですが、個人的にはペグの旦那さんがなんの反論もなくさらっとエドワードを受けいれてるのが面白いんです。そしてウィノナ・ライダーは黒髪のが好き。
しざぁすのぉまん??
思っていた程…。TVでやたらとりあげられてたりする割りに…。ってのが正直なとこ。
手がハサミであるゆえに色々誤解されたり、利用させられたりして可哀想なんだけども…。
でも、最後人殺しちゃうし。(殺しちまったらおしめぇよぉ。。)いっそ皆あの時に死んでしまっていた方が悲劇的(笑)
警官も助けるなら、最後まで責任もって逃がしてあげてよ〜。でも1度刑務所で会っただけであの行動に出る〜?って考えたら警官も実は足がツメ切りでした。ってオチなの〜?
そして、なにより…
あの氷はエドワードがつくってるなら人造人間だ、手がハサミとか以前に雪男なの〜?
関係ない事を考えすぎてこの映画の切ない部分だとか…全く入ってこなかった。とにかく余計な事を考えなければ面白いのかな?
ウィノナ・ライダーさんがとにかく美人だった。
御伽話現代版だが
総合:60点
ストーリー: 55
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 70
最初はB級ぽいコメディ映画かと思いきや、だんだんと切ない御伽話になってくる。フランケンシュタインのような人造人間は優しい心を持っていても結局は人にはなれないと知って人間社会での生活を諦め、誰も見てくれる人もいないまま氷の彫刻を孤独に彫り続ける。そんな寂しさが残る幻想的な話は悪くない。人と友達になりたいがなかなかうまくいかない鬼の話とか、日本にもこのような昔話はあるし理解しやすい。
だが現代において人を殺しておいて警察の捜査はどうなったんだろうとか、その後どうやって生活をしていくんだろうとか、有名人になってんのに事件を起こして行方もわからないままこれでそのまま忘れられるものなのかとか、物語の整合性がかなりいいかげんで緩い。それがゆえに物語の最後の余韻に浸りきれない。残念。ティム・バートンは雰囲気や世界観重視で、あまり真面目に物語を作り上げようという気がないのかな。
悲劇的
ジョニー・デップ若いなー
すっごい切ないストーリーで
バットエンドだけどバットに感じさせない
温かみがある作品
愛する人を傷つけてしまうつらさ
あまりにもエドワードが純粋な存在過ぎて
さらに助長してるんだよなー
でも、マイノリティーや異端な者はやっぱ迫害されるっていう現実
最初は受け入れても、受け入れきれないものなんだなーと痛感させられる
これがもし、受け入れられてハッピーエンドとか
手が普通の手にとかだったら、ここまで話題にならなかったであろう…
何度も見たくなる映画のうちの一本だね
針鼠のジレンマに通じるかも(謎)
ティム・バートン監督、ジョニーデップ主演の「現代のおとぎ話」。
手がハサミで出来ている人造人間エドワードと
ヒロインのキムとの悲しく切ないラブストーリーです。
手がハサミであるが故に周りから誤解を受けてしまい、
追い詰められていくエドワードの姿が涙を誘います。
今まで雪が降らなかった街に雪が降るようになった理由・・・。
ラストシーンは何度見ても泣いてしまいますね(苦笑)。
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