「アヘンは怖い」フロム・ヘル kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
アヘンは怖い
アーバイン警部(デップ)は怪しげな場所でアヘンをやっていたが、彼は警察でも天才と言われてる男。幻覚で見たことがそのまま捜査に役立てているのだ。事件が起こって、早速彼の力を借りようと部下ゴットレイ(ロビー・コルトレーン)がやってきた。娼婦だということでショバ代を取りたてるニコルというギャングの仕業じゃないかと疑われてた。2人目が殺されたとき、陰部だけではなく腸まで切り取られていたため、金のある教養のある者が犯人だと睨んだアバーラインだったが、市民たちはユダヤ人が犯人だと思いデモ行進したりする・・・
外科医に相談するため学会へと赴くアバーライン。そこではジョン・メリック=エレファントマンが症例として見世物にされていた。フェラル医師(ポール・リース)やウィリアム・ガル卿(ホルム)に意見を求める。
皇室のアルバート殿下が売春婦遊びをしすぎて梅毒になったとか、しかも娼婦であるアン(ジョアンナ・ペイジ)と密かに結婚をしていて、子どもまでもうけてしまった。その結婚式に参列したのがメアリ(グレアム)をはじめとする娼婦6人だった。梅毒になった復讐のため?それとも世継ぎが誕生したのに娼婦の子だったために隠蔽するために殺した?なかなか解決に結びつかなく苛立つ警部・・・しかも国家を転覆させかねないスキャンダルなのだ。
フリーメイソンの存在も関わってはいたのだが、犯行はウィリアムの単独だった。彼もまたアンと同じくロボトミー手術(のような施術)でおとなしくさせられた。そしてアバーラインはアヘンのやりすぎで死亡。
kozzyさん
コメントへの返信有難うございます。
ジョニー・デップ、内に秘めた優しさのある役柄が似合いますよね。繊細な雰囲気と色っぽさを併せ持つ稀有な役者さんですよね。
kozzyさん
耐えられなかったら途中迄でも、と観始めましたが(テレビ録画観賞💦)街並みや映像の重厚さ、ジョニー・デップの魅力に引き込まれラスト迄。
見応えのある作品でした。映像からは、残忍さよりも、哀れさを感じました。
PS4、Xbox oneどちらもおうちのお供におすすめします。私は今回の事件によりPS4さんは抜線状態ですが(笑)
地味に、コントローラーで早送り早戻しするのが好きだったりします。