劇場公開日 1987年1月14日

シーズ・ガッタ・ハヴ・イットのレビュー・感想・評価

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4.0名作ラブコメ映画

2025年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

ドキドキ

 ネットフリックスの配信を鑑賞。

 序盤、舞台であるニューヨーク州ブルックリンの街のシーンを白人が歩いてい(たり立っていたりす)る姿が少しだけ写っていますが、その他は全て黒人しか登場しないアメリカ映画です。
 映画のフライヤーによると、低予算(3000万円)で12日間という短期間で撮り上げたスパイク・リーが監督・脚本・編集をした大ヒット作品で、当時29歳のスパイク・リーは、BROOKLYNのサイクルキャップをかぶっているマーズ(主人公に惚れている失業中の男)役として出演もしています。

 登場人物にカメラ目線で語らせたり、『オズの魔法使い』(1939年)、『天国と地獄』(1963年)を彷彿とさせるモノクロ映画に一部の色を差し込む手法やドキュメンタリー手法を使用したりと、ニューヨーク大学映画科で映画製作を専攻し博士課程を修了しただけあって、芸術性のある観ていて楽しい映画に仕上げています。
 主人公ノーラ(トレイシー・カミラ・ジョンズ)も愛せるキャラクターで、会話も面白くてBGMも良く、ストーリーも興味深かったです。

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Don-chan

3.5当時のトレンディーな作品。

2023年6月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

主人公の女性が4股(男性3人と女性1人)かけてるって話。逞しく自由奔放に生きるアート肌の主人公の一方、取り合う男性たちはいずれも頼りなげに映る。
長編2作目にして商業的にも成功した作品ということからも、軽妙なセリフやその内容、カメラの構図、モノクロの深みが綺麗で印象的だった。

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そろそろだな。

5.0おしゃれな映画でした。(監督のイメージが変わった)

Mさん
2023年6月8日
Androidアプリから投稿

ジェシ-・ジャクソン氏やラリー・バード選手、ジョーダンのポスターなど、時代を感じました。
スパイク・リー監督は、最初に「マルコムX」を、見てしまったので、当時、強烈すぎて、なんとなく敬遠していました。「ブラック・クランズマン」がおもしろかったので、長編デビューらしいこの作品を鑑賞しました。
よかったです。
マーズ役がリー監督ですよね。

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M

3.03股とかかけられる人の気持ちがちょっとわかった

2020年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

が、「She」の魅力がよくわからず。
全くキャラの違う3人の男が一堂に会するディナーのシーンがいい。

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chibirock

4.0スパイク・リーが描くヌーヴェルヴァーグ!?

2017年9月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

アート写真のような実験的な映像描写にゴダールが描く男女の関係性にも似た雰囲気にマッタリしたJAZZとシュールな会話にセンス抜群。

三人の男を振り回すノーラに女性としての魅力をあまり感じないが腹が立ったり嫌な女の印象は無く好感度は下がらない不思議な女性で。

男の個性もバラバラで皆んな愛嬌のあるキャラで特にS・リーがナイスキャラ。

所々に狙った感のあるアートな映像もセンス良く音楽も素晴らしいし飽きない人物描写とある意味、群像劇的な展開に興味心が煽られる。

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万年 東一