ザ・ターゲット(1996)のレビュー・感想・評価
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チャーリー・シーンのファン向けのアクション映画
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ホワイト・ハウスの陰謀ものは多いのでどうしても似たような話になりがち、大体は配役で読めてしまうのが残念なところ。プロットはさておきコンセプトはチャーリー・シーンのファン向けの見どころ満載のアクション映画なのだろう。
殺し屋も一人なので逃げられそうな設定なのだが、MIのトム・クルーズを意識したのでしょうか、窓掃除用のゴンドラから投げ出されたり、下水に流されたり、地下鉄のトンネルまでオートバイに追われたりエレベーター・シャフトでの活劇と大サービス。
ただ、大事な録音テープをわざとらしく落とすのは意図不明、官僚なので隠密裏に解決すべきと魔が差したのでしょうかね。玩具の改造ラジコンヘリで暗殺とは凝ったようで安っぽい、第一出現が早すぎましたね。主役がシークレット・サービスならもう少し手加減のない攻防戦になっていたでしょう、どうしてもジェラルド・バトラーの硬派なアクションものと比べてしまいます。
映画会社は観客のチャーリーファンのおば様用にロマンスを入れたいのでしょう、ターミネーターのリンダ・ハミルトンなら頼りになるしチャーリーシーンより9歳も年上の熟女なのだから申し分ない。
随分昔なので観たのを忘れて午後ロードで鑑賞、スケールは小さいもののテンポはあるのでそれなりに楽しめました。
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