ザ・ターゲット(1996)
解説
学生時代の恩師殺害事件から、アメリカ政府の内部で陰謀が進められていることに気づく大統領補佐官ビショップ。やがて彼は黒幕のひとりが信頼を寄せていた首席補佐官コンラッドであることを察知。コンラッドら政府の主要スタッフは大統領暗殺計画を実行しようとしていたのだ。ビショップは命を狙われながらも、新聞記者アマンダとともに、計画を食い止めようとするが……。若き補佐官の活躍を描いたサスペンス。
1996年製作/103分/アメリカ
原題:Shadow Conspiracy
スタッフ・キャスト
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2022年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
FBIだとかCIAだとか、上層部が絡んで大統領暗殺を企てるストーリーなのだが、黒幕が早い段階からわかってしまうので面白くない。犯人は内部にいるだとか、「こんな国はもうだめだ」といった台詞で社会派映画ともなっているような気もするけど、基本的には普通のサスペンス・アクションの作りだ。エンディングにも電話盗聴があふれていることををほのめかすシーン。
96年当時のコンピュータ技術、盗聴や衛星のテクニックもいまいちパッとしなかった。狙撃者はちょっと怖い雰囲気を出していたけど、チャーリー・シーンのキャラがどうもダメ。大統領補佐官じゃなければよかったのに。
ラストのサザーランドが自分のこめかみに銃を当てる姿・・・迫力あるなぁ・・・
2020年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、TV地上波
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ホワイト・ハウスの陰謀ものは多いのでどうしても似たような話になりがち、大体は配役で読めてしまうのが残念なところ。プロットはさておきコンセプトはチャーリー・シーンのファン向けの見どころ満載のアクション映画なのだろう。
殺し屋も一人なので逃げられそうな設定なのだが、MIのトム・クルーズを意識したのでしょうか、窓掃除用のゴンドラから投げ出されたり、下水に流されたり、地下鉄のトンネルまでオートバイに追われたりエレベーター・シャフトでの活劇と大サービス。
ただ、大事な録音テープをわざとらしく落とすのは意図不明、官僚なので隠密裏に解決すべきと魔が差したのでしょうかね。玩具の改造ラジコンヘリで暗殺とは凝ったようで安っぽい、第一出現が早すぎましたね。主役がシークレット・サービスならもう少し手加減のない攻防戦になっていたでしょう、どうしてもジェラルド・バトラーの硬派なアクションものと比べてしまいます。
映画会社は観客のチャーリーファンのおば様用にロマンスを入れたいのでしょう、ターミネーターのリンダ・ハミルトンなら頼りになるしチャーリーシーンより9歳も年上の熟女なのだから申し分ない。
随分昔なので観たのを忘れて午後ロードで鑑賞、スケールは小さいもののテンポはあるのでそれなりに楽しめました。
チャーリー シーンのアクション映画の中でも、割りと地に足のついたアクション。
スティーブン ラングのターミネーターみたいな殺し屋も良いし、明らかに怪しいドナルド サザーランドも良いが、リンダ ハミルトンのヒロインはさすがにキツイ…(´・ω・`)ウーム
最後のラジコンの暗殺方法は、現在のドローン戦術にも繋がるが、映像的に結構地味…(´・ω・`)ウーム