「狙撃者」ザ・ターゲット(1996) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
狙撃者
FBIだとかCIAだとか、上層部が絡んで大統領暗殺を企てるストーリーなのだが、黒幕が早い段階からわかってしまうので面白くない。犯人は内部にいるだとか、「こんな国はもうだめだ」といった台詞で社会派映画ともなっているような気もするけど、基本的には普通のサスペンス・アクションの作りだ。エンディングにも電話盗聴があふれていることををほのめかすシーン。
96年当時のコンピュータ技術、盗聴や衛星のテクニックもいまいちパッとしなかった。狙撃者はちょっと怖い雰囲気を出していたけど、チャーリー・シーンのキャラがどうもダメ。大統領補佐官じゃなければよかったのに。
ラストのサザーランドが自分のこめかみに銃を当てる姿・・・迫力あるなぁ・・・
コメントする