「俊敏なゾンビ」ドーン・オブ・ザ・デッド だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
俊敏なゾンビ
1978年に公開されたジョージ・A・ロメロ監督の
『DAWN OF THE DEAD(邦題:ゾンビ)』
をリメイクした作品です。
郊外の町に暮らす看護婦のアナが、ある朝目覚めると、
隣家に住む少女が突然、狂ったように襲ってきます。
少女に噛み付かれたアナの夫も息を引き取った直後に蘇えり、
アナに襲い掛かります。
訳の判らないまま外に逃げ出したアナ。
その日、一夜にして世界は変わってしまいました。
一体何が起こったと言うのでしょうか・・・?
リメイク作品とは言っても、
主人公達が巨大なショッピングモールに逃げ込むという
設定以外は全く違うので、別の作品と言ってもいいかも
知れません。
オリジナルと一番違うのは、
ゾンビの動きが俊敏で力も強いという点です。
ゾンビと言えば、動きが遅くて力もそれほど強くない
と言うのがお約束でしたけど、この作品ではそのお約束を
破っています。
そのお陰でオリジナルに比べて展開がスピーディーで
息をつく暇がなく緊張感・恐怖感が最後まで続きます。
もう少し人間同士のドラマを掘り下げて貰いたかった気も
しますけど、ホラー映画としては、十分に面白い作品ですね。
この作品。結末がオリジナルとは違います。
賛否両論分かれそうですけど、
僕は今回はあの結末で良かったと思います。
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