「心の鍵を開ける」ショコラ りかさんの映画レビュー(感想・評価)
心の鍵を開ける
あのお祖母さんの遺灰?に何かもっと秘密があるように思っていましたが。
ヴィアンヌが定住せずに娘アヌークを連れて赤いマントを翻し渡り歩かねばならないのは、
この村人たちのように自分の主張を持たず悪習であっても見ない聞かないようにして過ごすことができないからでしょう。
自分の考えを主張すれば居辛くなってしまったのでしょう。
裸の王様ならず伯爵家の生まれで代々村長の家柄のレノ伯爵、自分の裁量で物事の判断をし、周りの人たちを苦しめてでも意思を貫き通す。
しまいには、あれ、犯罪だと思いますが、
ルーたちが寛大?だから何も無く。
ヴィアンヌは誰に対しても優しく親しみ込めて接していました。作るチョコも同じく人々の心を甘く溶かしていきます。家主のアルマンドに少々嫌味を言われても気にせず、事実とは違うあらぬ噂を流されDV夫に酷い目に遭わされていたジョセフィーヌを救い匿い一緒にチョコレート作りをして親しさを深めて行きます。
また、ジョセフィーヌ自身安心して気持ちを通すことができ徐々に強く変わっていきます。 元夫が、花を持って仲直りしに来た時、どうするのか不安な気持ちで観ていました。
アイツ、変わってない!騙されるな!中に入れるな!って。
見事ジョセフィーヌは私の心配をよそに騙されず花だけ受け取りきちんとドアを閉めました。
ブラボー‼️
ジョセフィーヌの変貌はこれにおさまりません。
チョコを摂取してはいけない病気のアルマンドのことを知らなかったヴィアンヌ。
孫とのやりとりを応援していた為、亡くなったアルマンドに罪の意識を感じてまた旅立とうとした時も、「あなたのせいじゃない。」と言葉で引き留めるだけではありませんでした。 翌朝、キッチンには、ジョセフィーヌはじめヴィアンヌへの感謝の気持ちでいっぱいの人たちが集まって色々なチョコ作りをしていました。
ヴィアンヌのおかげで本来の道に戻れたり、正直に自分の気持ちを伝えられた人たちでした。
優しいヴィアンヌは、行儀の悪いレノをも許してあげます。
やはり、こんな素敵なヴィアンヌですから、
放浪大好きなルーも帰って来ました。
せっかくできた友達とも別れずにすむアヌークは、にこにこ笑顔でルーに抱きつきました。
お祖母さんの遺灰は娘ヴィアンヌを見守り、やっとヴィアンヌを認めてくれる人々に出会い場所を見つけたので散っていったのでしょう。
娘思いのお母さんでした❤️
エスターにも共感やコメントをありがとうございました。こちらに失礼します。評判を聞き観たときは戦慄!でした💦
そうそう、りかさんのチェックイン映画にスニーカーズが入っていて、驚きました!私の中ではリバー君最期の作品かも…地味だけど、大好きな映画です✨✨
りかさん、お久しぶりです!チョコソースのお肉も映えでしたね☆
お話の内容を結構忘れかけていましたが、りかさんのレビュー読んで色々思い出してきました(^^)
実は当方、ここしばらく1ヶ月以上留守にしておりましたが、最近戻って参りました。お元気そうで嬉しいです!共感ありがとうございました(*´∀`*)
りかさん。ファミリア、LAMBラム、青くて痛くて脆いに共感とコメントありがとうございます。
青くて痛くて脆いは本当に
わたしにとって痛い作品でした。
楓の気持ちが刺さりまくりでした。