「登場人物がどれも個性的なため、 物語に引き込まれていきました」ショコラ Check-inや、レビュー投稿には、ニックネームが必要ですさんの映画レビュー(感想・評価)
登場人物がどれも個性的なため、 物語に引き込まれていきました
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素晴らしい映画でした。 けいけんで質素なキリスト教徒のむらに、 派手で堕落したよそ者がきて騒動を起こすはなしです。 どこにでもある異文化対立ですが、 登場人物がどれも個性的なため、 物語に引き込まれていきました。 中世ヨーロッパのような街の雰囲気もすてきでした。 映像美にもこだわり抜いていると感心させられました。
物語の中核は [キリスト教徒とは何か] です。 [教えを忠実に守り、 従わないものを排除する宗教] なのか、 [別の宗教や価値観を受け入れ、 愛する宗教] なのか。 この映画では最後に [異文化を受け入れ愛すること] が勝利します。 しかし、 断食している最中に、 すぐとなりでチョコレートの強烈な匂いを充満させていたら、 不満を抱くのは誰でも同じだとおもいますが。 それらの問題点をむししていることに疑問を感じました。 といっても、 そういうことを考えさせられる映画ということは、 それだけ優秀な映画という意味でもあります。
ただし、 登場人物の顔がどれもにているため、 途中でだれなのかがわからなくなる場面も有りました。 もう少し識別しやすい特徴付けをするべきです。 また、 最後にキリスト教徒側のボスが勝手に自滅したのは納得できませんでした。 もっと現実的な終わりかたがあっても良かったとおもいます。
当然ですが、 エロ・グロ・バイオレンス、 爆発、 殺人、 ミステリー、 などは一切存在しません。 そういうものを映画に期待している人は絶対にみないでください。
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