劇場公開日 2023年7月28日

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「圧倒的な美しさ、残酷な運命。」さらば、わが愛 覇王別姫 naomiさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 圧倒的な美しさ、残酷な運命。

2025年8月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

兎に角、京劇の場面が美しい。
張國榮(レスリー・チャン)の美しさを、映画館で観られることが嬉しくて、チケット予約したのに、映画序盤の幼少期が余りに辛く、無意識で避けたのか上演時間に遅刻。でも幼少期の姿を観て、やっぱり可愛らしいなと思い、少年期の美しい姿と演技に見惚れ、成長した姿にこれを見たかったと感動。

菊仙を演じる鞏俐(コン・リー)の登場、中国の歴史、戦争、文化大革命、残酷過ぎる運命、観ているのが辛い。
幼少期の修行も辛いが、時代に翻弄され、人に裏切られ、もう一度美しい京劇を観たいのに、悲しくて映画が終わっても席を立ち上がれない。

映画を観るのに覚悟が必要な気がする。
だから、公開当時、映画館で鑑賞した後、何度も観たいと思えなかったのだと納得したが、やはり観たいと思ってしまう映画、強烈に記憶に残る映画。

今は亡き、張國榮(レスリー・チャン)を偲び、圧倒的な美しさに感動しました。

naomi
naomiさんのコメント
2025年8月2日

きりんさん
どちらも映画鑑賞後、影響大でした。
でも本当に素晴らしい映画でした。
レスリー・チャン寂しいですが、その時にしか残すことが出来ない、輝かしい瞬間を映画で観ることが出来て幸せです。
フィルムに残る姿に会いに行く、素敵な感覚です。

naomi
きりんさんのコメント
2025年8月2日

naomi さん
こんにちは😃
「国宝」のあとにこの「覇王別姫」だったんですね!軽はずみには何度も観られない。もう一度観たいナとはそうそう簡単には言えない。
本当に二つとも相当に重たい作品でしたねぇ・・
でもとっても良かったですね。
レスリー・チャンが早く亡くなって、それが残念です。
フイルムの中の彼にまた会いに行きましょう✨

きりん
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