劇場公開日 2006年3月4日

「辛い恋だなぁ、不器用な人だなぁ、そして真実の永遠の愛」ブロークバック・マウンテン アルバさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0辛い恋だなぁ、不器用な人だなぁ、そして真実の永遠の愛

2020年3月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

人恋しさ、というパズルのピースが調度隣同士で、あの夏のブロークバックマウンテンでマッチングした、と感じた。

そりゃあ、何があろうと離れられない

死が二人を分かつまで、とはこういうことでしょう

長い長い時間、逢えるのはわずかで、ホント、辛かっただろうな
背徳感も半端ないだろうし

ジャックの真っ直ぐな愛にイニスは救われていたんだね

イニスが9歳の時にパパからあの嫌悪感、世間の感情を見せられてなければ、また二人の世界は変わっていたのかも。

生涯愛し得る人と出会えて、愛し、愛されていた時間があって、辛かっただろうけど幸せだったと思う。

ブロークバックマウンテンしかなかったようですが、イニスにとってかの地がいかに癒しの地だったか、よく伝わりました

ジャックとイニス、それぞれの本気な思いがそこかしこに散りばめられいて愛おしいと思いました。

真っ直ぐで不器用で辛いことこの上ないけど、真実の永遠の愛をつかめて良かったの

ラストのジャックのパパママが素晴らしく、だからジャックがあんなにも素直な真っ直ぐさんに育ったのね、と納得

ただ、遺骨の破片でいいからブロークバックマウンテンに埋めてあげてほしいなぁ

と思いました
イニスがパパの9歳で見せられた世間の感情、嫌悪感が、なければ

アルバさん