「同性愛の感動映画ではなくただの不倫映画...」ブロークバック・マウンテン だいちさんの映画レビュー(感想・評価)
同性愛の感動映画ではなくただの不倫映画...
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まずはじめに申し上げておくと私は「同性愛」について賛成であり世の中でもっと認知されることを願っている。私自身は同性愛者ではないが友人では何人かおりその人たちの心からの幸せを願っている。
だが....それを踏まえてもこの映画には感情移入できない。
今よりもずっと彼らにとって住みにくい時代だったとはいえ(映画でも過去の回想で残忍な殺され方をした同性愛者が登場する)、妻や子供との時間を作らず彼との愛を育むことが美化されて良いかは疑問だ。
実際にイルマーは妻と離婚するが離婚後の関係が良かったとは言えず、新しい恋人との関係も蔑ろにする主人公に腹が立つ。
愛する彼氏との関係も一緒に住むことを拒んだり、同性愛者と言うことを認めることができないなど、自分をわがままで結果的に最愛の人は死に遺灰は持ち帰れず1人悲しく死んでいくバッドエンドだ。
繰り返して言うが、同性愛には賛成だが...不倫を美化し感動をそそるのは滑稽である。
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