劇場公開日 2004年5月15日

「【法螺吹きだと思っていた父の話は、ボクとボクのお母さんに対しての愛溢れる話であった・・。】」ビッグ・フィッシュ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【法螺吹きだと思っていた父の話は、ボクとボクのお母さんに対しての愛溢れる話であった・・。】

2021年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

知的

幸せ

ー ティム・バートン監督作の中でも、3本指に入る好きな作品である。 それは、死を前にした父から、幼き頃から聞かされてきた法螺話が実は、自分と母に対する愛溢れる真実の話であった・・、という設定が素晴しいからである。
 子を持つ者であれば、幼き子供達に絵本を読んだり、空想の話をした方は多いであろう。
 幼き子供たちは、眠い目をこすりながらも話に聞き入っていた・・。
 その後、温かき子供達に囲まれて、眠ってしまった事は数知れず・・。
 幸せな思い出である・・。 -

■感想(簡潔に)
 1.ウィル・ブルーム(ビリー・クラダップ)は七カ月の身重の美しき妻(マリオン・コティヤール)を持つ幸せな男。
 だが、”いつものように”父エドワード・ブルームに自分の結婚式に、散々聞かされたビッグ・フィッシュの話を招待客にされ、浮かない顔で会場を後にする・・。

 2.ここから、場面は若き、エドワード・ブルーム(ユアン・マクレガー)が、ウィルに話して来た”法螺話”が繰り広げられる。
  ・片目の魔女(へレム・ボーナム=カーター:ティム・バートン監督作には、当たり前だが、欠かせません・・。)が見せる、夫々の人生の最期。
  ・体長、5Mの巨人との出会い。
  ・靴を履かない人々が住む町に迷い込む話。
  ・サーカスで、出会ったシャム双生児たちとの出会い。

 3.ウィル・ブルームが、徐々に病に侵された父、エドワードとの確執を乗り越えて行く姿。

<ウィル・ブルームは、法螺話をしていたのではないのである。愛する妻サンドラ(ジェシカ・ラング)と出会う旅の話を愛する息子にしていたのである。
 素敵なファンタジー作品であると思います。>

NOBU
LaLaさんのコメント
2023年2月7日

NOBUさん
共感&返信コメントを
ありがとうございました。

レビューいつもありがとうございます。

ティム・バートン監督の作品との出会いは
ジョニー・デップの「シザー・ハンズ」から
アニメだと「ナイトメア・・・・・」でした。
その、不思議な感覚に 最初は抵抗がありましたが
この「ビッグ・フィッシュ」は
鮮やかな映像美も綺麗で
「家族愛」の物語でしたね。
奥様のヘレナさんが、二役もされて
その、存在感もステキでした。

あっ、YouTubeの件
大丈夫なので(^^ゞ
私も、インスタやTwitterはしていませんから

LaLa