劇場公開日 2004年5月15日

「心に息づくファンタジーの大切さ。」ビッグ・フィッシュ image_taroさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0心に息づくファンタジーの大切さ。

2020年11月23日
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泣ける

笑える

幸せ

後の「パンズ・ラビリンス」「テラビシアにかける橋」「怪物はささやく」「バーバラと心の巨人」といった、心に息づくファンタジーが、それもまた人にとってのひとつの現実として大切なことを語ってくれる作品群の先駆けとなった作品。本作がこれらの作品群と一線を画すのは、後の作品群がかなり深刻な物語になっている傾向があるの比較して、相当に温かみを感じさせる作風になっているところ。ラストには幸福感に包まれるのが実に心地よい。

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