ベルヴィル・ランデブーのレビュー・感想・評価
全2件を表示
シニカルな大人向けの作品✨
シックで美しい街並み、個性的な登場人物達、細部迄こだわった描写、楽曲に引き込まれた。
タフなお婆ちゃま(急勾配過ぎる坂道を三輪自転車で登れるなんて!?)と、愛嬌たっぷりのBRUNO(老犬になって尚貢献!)の表情と動きがなんとも言えず愛らしい。
BRUNOが良き。
映画館での鑑賞
無敵のばあちゃん ベルヴィルカルテット結成
ラスボスが婆ちゃんを車で轢き殺そうとして突っ込んでくるシーンは衝撃的。
キャラデザインはデフォルメが極端に強いし、セリフ少ないしでかなり独特なアニメ。
通りすがりのモブキャラやレース実況者は喋るが主人公のお婆ちゃんのセリフは最初と最後のみ。途中で歌声を披露するもののトークは一切なし。
ツールドフランスに出場中の孫を救護車(レースにリタイアした選手を乗せる)の中から見守る婆ちゃん。何者かにマキビシをまかれてパンク。その修理中に孫はその何者かに拉致される。犬のブルーノを使ってして追跡するも船で逃げられる。ブルーノはタイヤ替わりにもなるしマジ有能。
海を行く船を足漕ぎボート追跡する婆ちゃん!熱い!
街につくが見失い途方に暮れる婆ちゃんと犬。自転車のホイールを楽器のように鳴らしていると、昔TVでみたべルヴィルの三姉妹が登場。意気投合してアパートに招かれ蛙料理のフルコースをご馳走になる。デザートのオタマジャクシが夜空の月に変わる場面転換が良い。
犯人はマフィアグループで闇賭博場で拉致ってきた選手を使って競輪をさせていた。
三姉妹+婆ちゃんでレストランのステージに出る。客の中にいたマフィアのボスから孫の匂いを嗅ぎつけてブルーノがくいつく。ピンときた婆ちゃん。
いろいろあって闇賭博場にカルテットと犬1匹で潜入し孫を救出するというお話。
小ネタというかアメリカに対するブラックユーモアを散りばめた後半が特に楽しい。
全2件を表示