「【平常心】」ベルヴィル・ランデブー ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【平常心】
僕の前の座席に(たぶん)親子連れが座った。2人で来ている。
(たぶん)息子の方は、小学校低学年だと思う。
まあ、アニメだからかなと思っていたが、シャンピオンが自転車競技の選手として成長した姿になったところで、この絵、小学校低学年の子供には怖いんじゃないかと心配になってきたら、案の定、(たぶん)お父さんの方が、しきりに息子の方を気にし始め、ちっさい声で話しかけたりするもんだから、僕はだんだん映画に集中出来なくなってしまった。
フランスらしいなんて云うとステレオタイプと言われそうだが、デフォルメしまくったユニークな作画で、僕は嫌いではない。
ただただ、ストーリーに集中出来なくて残念😁
最後、ペダルを漕いで移動する何かよく分からないものとクラッシックな形の車とのカーチェイス場面は、街頭をむんずと捕まえて、ターンするところなんか、アニメならではのアイデアと表現が楽しかったし、おばあさんと身長が異様に高いジャズの三つ子の交流もナイスで、カエルとオタマジャクシはキモくかわいくて笑えた。
犬のブルーノは、車の車輪代わりになったりして、かわいそうだったけど、これまた笑えた。
それにしてもシャンピオンは無口だった😁
随分前、僕の上司がフランス人で、その時、ツール・ド・フランスの素晴らしさを何度か聞かされたことがあったのを思い出して、この作品を楽しみに観に行ったけれど、集中を欠いてしまって残念だった😁
何事にも動揺しない平常心を身につけたいものだと思う😁
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