「意外にデカい」御法度 ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
意外にデカい
大島渚の遺作だったのかー。当時はそうとは知らなかった。たけし、坂本龍一(音楽)、の戦メリトリオだね。音楽は、少ない音の数でじわじわと寄せてくる感じで、危ないような、冷たいような、不思議なニュアンスが出てると思った。
松田龍平はすでに背が高い。まだこどもの顔してるのに、図体はデカい、そのアンバランスさがいい。美形かと言われると頷けはしないが、底が知れない雰囲気は出てた。あと、殺陣はすごいがんばってた。デビュー作が大島渚とは、恵まれているよなぁ。武田真治も浅野忠信も若い。坂上ニ郎にトミーズ雅、懐かしい。崔洋一、黒目が揺れてるのが気になった。
衆道、男が男を愛する。西洋と違い、日本には宗教的なタブーはない。けっこう古代から続いてきた感はある。昨日の夕刊で、埼玉の美術館が、美男をテーマにした展覧会を開催中、との記事を読んで、自分的にタイムリーだった。企画展「美男におわす」…見たいわ。
かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におわす 夏木立かな (与謝野晶子)
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