アメリのレビュー・感想・評価
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キモかわいさがたまらない
昔レンタルで見ました。今回は映画館にデジタルリマスター版を見に行きました。20年ぶりなので細かいところはすっかり忘れていたので、初見のごとく楽しめました。
昔はアメリの両親がすごく冷たいと感じたけど、今回は印象が少し変わりました。彼らなりにアメリを愛していたのに、アメリの求める愛情と噛み合わなかったんですね。切なかったです。
あとは相変わらずキモカワで良い!時々毒々しいまでに鮮やかな色彩。動き出す絵画や銅像。メルヘンなのにホラー感。とても好きです。だいぶ前の映画なので、押し付けがましいポリコレ感が無いのもいい。
内容としては現実味が全くありません。アメリの思考が反映されているので、ところどころ脈絡がないような所があります。それがダメな人はいるでしょうね。
あとフランスの綺麗なところばかり映ります。アメリは一介のウェイトレスなのに貧困や犯罪に悩む様子もなく、むしろ裕福そう。元医師の父親の援助があるのかとも考えましたが、わざわざ「自立した」と家を出ていく描写があるのでそれは無いかな。まあ、お伽話なのであまり深く考えなくていいかと。
フレンチカワイイバイブル
フランス・モンマルトル。
医者である父親に心臓病と間違われ学校に通えず、空想の世界に逃避する毎日を送っていた女の子アメリ。
彼女は大人になり、カフェ「ドゥ・ムーラン」で働き出すが、いまだに空想の世界が大好きな彼女は少し変わり者。
これといった友達も恋人もいない。
しかし、そんな彼女は今日も得意のちょっとした悪戯で人々をほんの少しずつ幸せにしていく。
そしてある日、アメリの元にも幸せがやってきて……
前から気になってはいた名作中の名作。
『バッファロー'66』同様、これももしかしたらあんまり合わないかもしれないという微かな不安があったが、そんなものは上映開始1分で吹き飛んだ。
赤・緑・黄を基調とした独特の世界観、みんな大好きなアメリの魅力的なキャラクター、そして観る者をも幸せにさせるストーリー。
映画なんてこんくらいシンプルでも良い。
とにかく全画面おしゃれで可愛くて、アメリの日常を覗き見るだけで幸せになれそう。
朝イチの上映だったけど、女性客をメインに大盛況だった。こりゃ人気なわけだ。
オドレイ・トトゥのお顔の強さよ。
あんな主張激しい顔なのに人とのコミュニケーション苦手なところが最高に可愛い。
この映画だけは可愛いって何回言っても足らんな。
動き出す絵や置物とか水になって消えるところとか印象に残るカットも多い。
「アメリ 映画」で検索かけると、予測変換で「アメリ 映画 怖い」なんて出てくる。
まあ、なんとなく雰囲気とか上記の描写とか、気持ちは分からないでもないけど私は怖いとは思わなかった。
どのシーンも良いけど、個人的には「映画館で周りの客の表情を観察するのが好き」って言ってるとこのシーンが好き。
キョロキョロしているアメリがいそうな気がして座席前方を探してしまった。
うん、可愛い。
結構衝撃的だったのは下ネタ系の多さ。
フランス映画の手に掛かれば下ネタでさえあんなにも自然に、かつおしゃれになるのか。
とにかく色々と素敵な映画だった。
入場特典としてオリジナルポスターを貰えて大満足。
その後もう一本観る予定だったけど、余韻に浸りたかったからやめた。
ちなみに私の好きなこと。
山手線の車内からラブホの看板を眺めること。
深夜の夜道で夜風を浴びながらスキップすること。
嫌いなこと。
結露で湿ったマスク。
Twitter(X)リプ欄のインプ稼ぎ。
素晴らしく創り込まれた映像
う〜ん、楽しめた作品ではなかった
本質
前から映画のタイトルを知っていたものの、観たことがなかったので観てみました。
今でもじゅうぶん通用する内容の映画だと思いました。
アメリを含め、登場人物は一般的には変人ばかりかもしれない。
でも排他するべきじゃなく、各々が生きていて世の中成り立ってるというメッセージかなと思いました。
かなり早くから多様性の大切さを訴えていた映画なのかもしれません。
アメリが「世界と繋がれる」ことに気付き、盲目のお爺さんの手を引くシーンは鳥肌でした。
ファンタジーというかスピリチュアルなようで、実は物事の本質なんじゃないかなぁと思いました。
ちょっと面白いのは、アメリが仕掛けた善行は必ずしも善い結果をもたらさないということですね。
父親は人形の写真の意味が結論わからなかったし、新カップルの恋の行方も不穏で、善行の押し付けもよくないということと、善行の受け取り方や、その後はその人次第ということですね。
物語の運び方がとてもうまく終わり方もよかったですが、個人的にはちょっと中盤退屈なところもありました。
昔の体感時間・感性で観れていたらもっと面白く感じたかも?
感想メモ
好きなこと、クリームブリュレのお焦げを潰すこと、豆袋に手を入れること
アメリのお節介なところ、周りくどいところがなんとも愛らしい
人に与えて、与えられて、直接的でなくとも、相手を思いやった真のコミュニケーションが描かれていると思う。
公衆電話のよさ〜
ただ、アメリちゃんは不法侵入
かわいい、だけじゃない。ちゃんと名作。
おしゃれなだけじゃない
名作は観るべき
この作品は未だ鑑賞していなかった。気にはなっていたが、生温い印象が先立って、遠退いていた作品の一つだった。今回、劇場で掛かるとのことで、鑑賞したが、確かに生温い作品ではあっても、監督のセンスが多いに物を言っている。オドレイ・トトゥのスクリーンから溢れる魅力が牽引力となって、素晴らしい映像美が繰り出される。フランス映画ならではの、美しさである。「洗練」とは、こういう作品のためにある言葉だろう。ストーリーは単純だが、感情移入は半端ではない。だから、大ヒットしたのだと勘繰ってしまうほどの、作りの丹精さである。内気なアメリを軸に上手くいかない市井の人たちのエピソード。全く素晴らしい。日常を肯定するだけで、これほどの作品を世に出せるのだ。
この作品を鑑賞した後では、誰もが一人ゴチるに違いない台詞を私もつぶやきたい…
「今日は、好日だ…」
一歩を踏み出す勇気
普遍性が高いファンタジーとして昇華した
自分の映画凍結期の作品の中でも一際人気の高い作品。なので今回の再映は本当に嬉しかった。ようやく観ることができた‼︎
結果、噂に違わぬ名作だった。
好きな作品だった。
パリ・モンマルトル、多くの人の好きなもの、嫌いなもの、あるいは人生、そしてアメリの空想の世界と不器用過ぎる恋の行方をノリノリのテンポで綴った。
🟥と🟢を基調としたカラーリングが印象的。ファッション、インテリアもしっかり作り込まれており、今見ても十分ポップでおしゃれ。
そう、色褪せることがない、普遍性が高いファンタジーとして昇華した。紛れもないジャン=ピエール・ジュネの世界だった。
誰かを少しだけ幸せにすることに喜びを見出したアメリ。彼女を観る我々を少しだけ幸せにする作品でもありました。
ハッピーライフ万歳✨
20年くらい前に観た時には正直これがなんで流行ったのかわからなかったけど、今日はわかる。自分がガムシャラに働いてたあの当時には『同じ事するならよりハッピーな方法で〜🎶』みたいな考え方をする余裕も無ければできるわけ無いと思っていたから共感できなかったのかな、きっと。
今ならわかるよ、ハッピーライフがどれだけありがたいことが💜アメリの発想力をこれからの自分の生き方の参考に(今更だけど)していこっと🍀🍀🍀
とゎいぇ、ノゾキだったり不法侵入だったりストーキング行為だったり、コンプラ的に大丈夫かしら??と思えるところ満載だったのに、きれいなフランス映画として纏められた手法はスんバラシぃ😂✨
あの監視男に幸せが来る日はいつになるのやら…
独特過ぎる笑
オドレイ・トトゥと言えば《アメリ》
《アメリ》と言えばオドレイ・トトゥ
私が昔観たのはレンタルで、今回映画館で観たのは初めて。
20年以上前の映画だが、今観てもなかなか斬新。
アメリワールドをあらためて観て、可愛く素敵で楽しめた。他にも観たいと思っていた作品がいくつかあったけれども、アメリを劇場で観たかった。すごく素敵だった。
登場人物の嫌いなもの好きなものが独特過ぎる笑
独特な父と独特な母の間に生まれた独特な子供アメリ。
隣人への復讐が子供のくせに高度で独特笑
母親が亡くなったあと、しばらく父親と暮らすが、ひとり立ちし、「ドゥ·ムーラン」というカフェで働く。
カフェでの登場人物、アパートの管理人、アパートの住民、いつも買い物をする八百屋の店主、そこで働く若者もみんな独特で面白い。
八百屋で働く若者に対して酷い扱いをする店主への仇討ちも、アメリの独特な発想でちょっと子気味いい。けど、全く懲りてない店主への再度また独特な仇討ちを仕掛け、それがまたキレがあってギリギリだが面白い。
ひょんなことから、アパートの部屋で宝物らしき箱を見つける。どうやら40年ほど前の物で、その持ち主を見つけることにしたアメリ。その持ち主に届ける方法も独特だけれどもすごくお洒落で素晴らしいし、何よりも持ち主がとても喜んでいて良かった。
証明写真のゴミを漁るニノと出会うが、同じ臭いのするニノが気になり、好意を抱くアメリ。ニノへのアピールもものすごく独特だが、それに答えるニノもものすごい独特。2人がようやく出会うまで、2人の独特なアプローチ合戦だが、ますます気持ちが高まる2人。そしてやっと実る恋。
最後はみんなが幸せになり、観てるこちらも幸せになれるとてもお洒落で素敵な作品。
とにかく独特過ぎるけども、すごく幸せになれるHappyな映画。
自分は感性がひねくれているのか?
オドレイ・トトゥの魅力に尽きる
アメリにちょっとイライラした
幼い頃から空想好きだったアメリは、そのまま大人になり、カフェで働き、パリ・モンマルトルのアパートに1人で暮らしていた。他人とのコミュニケーションは苦手だったが、住んでたアパートで偶然発見した宝箱を持ち主に返す事が出来、他人を幸せにする喜びを感じるようになった。そんなある日、アメリは捨てられてた他人の証明写真を収集する青年ニノと出会い、恋してしまった。しかし、本人に好きと言えず、直接写真集を返すことも出来ない。さてどうなる、という話。
アメリがコミュ障で、他人との直接折衝が出来ない設定なのはわかるが、宝箱を直接渡したり、好きと本人に言えば良いのに、とイライラした。
八百屋の親父へのイタズラは面白かった。
アメリ役のオドレイ・トトゥはなかなか可愛いくて魅力的だった。
ワクワクさせてくれる
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