劇場公開日 2003年5月24日

「人の優しさ愛情を見る必要性」アバウト・シュミット okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5人の優しさ愛情を見る必要性

2018年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

共感できる人がとても多いと思われる作品。主人公の立場に共感する同世代男性もいれば、娘、娘婿、家族側などさまざまな立場から見ることができる。
肝は娘の選択が明らかに間違いと、思わせるところ。娘婿は頼りなげでさらに怪しげで微妙なビジュアル。母親はじめ家族もどこか品のない感じ。
明確にはしないが、幸せの価値観を見失っていたのはシュミットの方。うわべではなく、人の優しさ愛情を見る必要性、それに気づかされるという展開。
孤独を癒やす子どもからの絵で、ラストの泣きもいい。さわやかな映画。

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