劇場公開日 2006年9月2日

「ポロシャツと胸毛の40歳。」40歳の童貞男 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ポロシャツと胸毛の40歳。

2008年4月22日

笑える

楽しい

幸せ

DVDで鑑賞。
すごく観たかったんだー!コレ。(爆)
女性のロスト・ヴァージンを描いた映画は数あれど、
中年男性のソレを描いた作品って今どきだよなぁ(汗)
あんまり観たいとは思わないですもんねぇ^^;

多分、おそらく、このヒトは人気が出そうです。
S・カレル。中年だけど顔もそこそこだし(爆)笑いに
あまり毒気がないので、日本人にもウケられそう。。
最近では「リトル・ミス・サンシャイン」みたいな
割と有名な作品にも記憶に残る役で出ていますし~。
W・フェレルなんかと比べると(私は彼も好きですが)
本当に普通っぽい。人間的に見えます。

だいたいこのジャケット写真からして笑えます。
今どきこんなポロシャツの着方はこの人か、えなり?
いえ、えなりくんには申し訳ないけど^^;
ホントしっかりと裾をズボンの中にしまってました。
ベルトも黒の革ベルトでね。
「守ってます!」っていう感じですね^^;ある意味。

ま、いいんですが…。
この作品、題名とみてくれに騙されない方がいい。
本当にハートフルでいい話なのです。
その…童貞云々(がテーマだけど)を軸とする
人間同士の繋がり、友情、異性や家族との在り方、
そういうところをとても丁寧に描いています。
さらにこのカレルの純真で真面目なキャラが活きて、
自然と彼を応援したくなってくる!
実は彼、モテないわけではないのです。
本当に好きな彼女と、そうなりたいがために(爆)
自分を変えようと努力しているにすぎない…。
だからお宝ですらオークションに出しちゃうのだxx
(…なんかこのあたりはビミョーに電車男。)

相手役トリシュのC・キーナーの演技が素晴らしく、
不惑の中年女を見事に体現!!(^O^)
彼らと共に泣き笑い、どうにか一緒になれるよう、
ソレ(爆)が出来るようにと、こちらは祈るばかり…♪

題名が題名、内容が内容なだけに、限定公開だった
幻の名作です。いや本当にいい作品なんで(爆)
機会があれば、皆さん観てあげてください。。。!

(サイトに、遅くて何が悪い!だって^^;悪くないよー♪)

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ハチコ