劇場公開日 2006年9月9日

「ファイナルにしてワースト」X-MEN:ファイナル・ディシジョン あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ファイナルにしてワースト

2011年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

2006年アメリカ映画。104分。2011年25本目の作品。前作2作ではブライアン・シンガーが監督。この流れで行けば最終作となる本作も、と考えるのが自然だけど、何故か監督はブレット・ラトナー。「ターミネーター4」で見事にシリーズつぶししてしまった人です。

内容は:

1,ある科学者がミュータントを人間にかえる薬の開発に成功する。
2,一部のミュータントは喜ぶが、人間撲滅を狙っているミュータントは喜ばず。
3,彼らは人間に最終戦争をしかける。

1作目にはアメコミの映画化ながらも大人向けに作られた意図が見えた。2作目はそれよりかはずっと色々な世代が観れる作品に仕上がっていた。しかし、本作の場合ははっきりいって普通の映画、つまりはXメンじゃなく単なる超能力者使いのファンタジー作品です。

悪玉の棟梁であるマグニートもまた本作ではただの悪い人。人間の深い所を描くことに才能があったシンガー監督に対し、ラトナー監督はアクションのテンポの良さが得意そう。これはこれでいいけど、やはり前作までの空気は受けついでほしかった。

三部作を観終わって思うのは、登場人物の誰一人として魅力的な人がいなくて、それでもまあ楽しめたシリーズは本作が初めてかもと思ったことでした。

あんゆ~る
あんゆ~るさんのコメント
2011年7月20日

あ、マックGか!
どこで勘違いしたのか全くの同一人物だと思ってました。笑
ありがとうございます。

あと、わたくしのレビューを読んで頂きありがとうございます。
最近、観てから期間を置いて書いているので、内容や感想を思い出すのに一苦労ですが、そう言って頂けると励みになります。これからもよろしくお願いします。

あんゆ~る
ソロモンさんのコメント
2011年7月19日

どうもです、あんゆ~るさんのレビューいつも楽しみに拝見させていただいてます^^
ただ「ターミネーター4」の監督はブレット・ラトナーではなくマックGという方ですよ。どうでもいいところ言ってしまってすいません^^;

ソロモン