ザ・リングのレビュー・感想・評価
全26件中、21~26件目を表示
サマラ! 海を越えた貞子
ジャパニーズ・ホラーの代名詞をハリウッドでリメイク。
劇場で観て以来の鑑賞になるから、14年振り!
あの頃私も若かった!
オリジナル(映画版)は主人公を男から女にするなど改変されているらしいが、このリメイクはオリジナルを踏襲。
基本ストーリーもほぼ同じ。
むしろ、オリジナルより主人公の動向など展開が丁寧に作られている感を受けた。
ジャパニーズ・ホラー特有の陰湿な不気味さをそっくりそのまま演出させる事はお国の違いもあって出来なかったが、それに近い雰囲気を再現させている。
降りしきる雨、じめっとした霧…それらが不穏な物語を案じさせ、映像は一見暗いが、何処かダークな美しさも感じる。
オリジナルから改変されている点も幾つか。
主人公の元夫や貞子に該当するサマラとその母の超能力要素は丸々カット。
これは活かしておいて欲しかった。特にサマラとその母に関しては。
元夫が能天気な性格となり、主人公がオリジナルの松嶋菜々子と比べ強くなったのは女性が逞しいアメリカならでは。
オリジナルと違う結末は母性が強調されている。
画面から出てくる蝿や暴れ馬などはちょっと意味不明。
ナオミ・ワッツが身心共に凛とした強さで魅力的。
この作品の後大ヒット海賊映画で派手なエンタメ演出を奮うゴア・ヴァービンスキーも抑えた演出で上々の手腕。
音楽にハンス・ジマー、特殊メイクにリック・ベイカー、下手すりゃB級キワモノ映画になりかねない海外のホラー映画を、一流のスタッフを揃え、上質の作品にしてくれた事は、日本人として素直に嬉しい。
オリジナルが人気作故結構厳しい声も多いようだが、久し振りに見たせいか、なかなか良かった。
貞子をイロモノキャラにしてしまった本家のあの3D映画なんかより全然イイ!
でも、採点は3・5に。
オリジナルが4なので。
ゴメンね、サマラ。
なぜ海外でリメイク?
日本版もみたのできれいに、まとまってるな〜とおもいましたが、
やはり日本のホラーを海外にもっていくのはちょっと無茶なような
外国の方がみて、念とかの日本的な呪いを理解してもらえるのかな?と疑問
呪いのビデオはあまりこわくありませんでした
そこ集中したいのに、
まさにコピー
日本版とは、異質の恐怖体験。
「そのビデオをみたものは 7日後に必ず 死ぬ」
4人の若者が同じ日の同じ時間に謎の死を遂げます。
彼らの死の謎を追う主人公レイチェルは、
彼らが死の7日前に山小屋で「ビデオテープ」を
見ていたことを突きとめます。
そして、レイチェルもその「呪いのビデオ」を見てしまいます・・・。
鈴木光司原作、’98年に中田秀夫監督、松嶋奈々子主演で
映画化された和製ホラー映画「リング」を完全リメイクした作品です。
ストーリー展開は、「日本版」とほぼ同じなんですが、
「日本版」の良さを生かしながら、
ハリウッド風の味付けがされていて、
正直、あまり期待していなかったんですけど、かなり楽しめました。
映画館で観たせいもあるんでしょうけど、「日本版」よりも怖かったです。
結末は日本版と違うんですけど、僕は、コッチの方が良かったですね。
まあ、観てのお楽しみということで・・・。
日本版「リング」と見比べてみると何倍も楽しめると思います。
全26件中、21~26件目を表示