「スター・ウォーズ:サーガ② アナキンとパドメの純愛」スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
スター・ウォーズ:サーガ② アナキンとパドメの純愛
世間一般ではシリーズ中、一番不評だと思われる本作品ですが、自分的には、EPIVの次に大好きな作品です。
テーマソングに感動し、次回作をこれほど待ち遠しく思わせてくれた作品はありませんでした。 何度、鑑賞しても、やっぱり面白い!楽しい作品です。
前回に引き続きのナタリーとユアンですが、この数年に何があったってくらいに見事に成長した人を演じてくれています。
マスターとして、アナキンを鍛えるジェダイの騎士としての風格を帯びたオビワン。
王女としての貫禄を見せつつも、アナキンとの久しぶりの再会に姉のように優しい眼差しを向けるパドメ。しかし、その視線の奥には、男と女の深い愛情が芽生えていく。
そして、ヘイデン演じるアナキン。少年から青年への変貌がまるで同じ人だったように感じました。さらに作品の中で、パドメを姉のように慕っていた少年から愛する女性を守る男に変わっていく。
メインはこのラブストーリーだと思いますが、ここにシス卿の妖しいダークサイドに突き進む暗雲が立ち込めていく。ジェダイの騎士たちに迫り来る危機。
アクションも満載で、工場での攻防、モンスターとの決戦、ヨーダとドゥークーとの決戦、闘技場で追い込まれるジェダイの騎士達など、どの場面も手に汗握る名シーンばかりです。
あと、ジャージャーの出番が少なかったのも好印象なところかな。
【ネタバレ】
ラストで、共和国の軍隊が一同に終結し、クローン戦争がこれから始まるぞ!って時に流れるのが「ダース・ベイダーのテーマ」非常に意味ありげです。
そこから、アナキンとパドメの秘められた結婚式へと続き、「愛のテーマ」とでもいいましょうか、流れてくるあの音楽が、ホンっと素晴らしい!
最初から最後まで、メチャ大好きな一本です。