「ストーリーの破綻が目立つ、ジェダイ無双」スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 不都合な真実さんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーの破綻が目立つ、ジェダイ無双
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Ep9に向けて、観返しているところで、久しぶりに気持ちを落ちつけて観てみたところ、思うところが結構あったので、レビューします。
先に、アクション、そしてSFとしての出来としては文句無しに素晴らしい。魅力的なキャラクター達、ビークルにクリーチャー、星々の個性的な風景など、今から考えればかなり昔の作品ですが、当時の最先端、本当にスターウォーズに没入できる素晴らしい出来栄えです。
(2019現在のCGクオリティから比べると、かなり見劣りはします。それは仕方がないので、未見の方はご注意。)
しかし、ストーリー展開のご都合がとても良すぎて、いくらなんでもちょっとタイミング良すぎないか?という所が多い作品でもあります。
パドメ暗殺計画からのクローン製造の発覚、出来たてホヤホヤを急に強権発動でヨーダが戦地に送り、何故か善も悪も一堂に辺境の惑星に大集合、間に合わないタイミングと言われているのに全滅寸前までの時間で辿り着いてしまう。
他にも、パドメとアナキンの恋の展開が惑星カミーノでオビワンが忙しくやってる間にすごい勢いで展開したり、シミ母さんは一ヶ月もタスケンに監禁されているのに助けた瞬間に死亡…
ちょいとさすがにおかしな感じに仕上がっています。
ルーカスも事を急いだのでしょうか、休み無しに短期間に重大な出来事がゴッソリ展開していく作品です。
Ep4~6、1もそういう部分はありますが、それを通り越してご都合主義。
あまり深読みして観るエピソードではないかもしれません。
むしろ、この辺りは反省からなのか、アニメで補完されているようなので、そちらも併せて観てみようと思います。
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