スターリングラードのレビュー・感想・評価
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人間一人一人に国境なんてないのに
きっと戦争下でなければドイツ人少佐だっていい人なんだろうな。サーシャをあんな目に合わすなんて絶叫しそうになった。 ずっとシンドラーのリストに似た曲が流れていたのが印象的。でも違うんですよね?
主人公の内面描写が惜しい・・・
第二次世界大戦時に発生したスターリングラード包囲戦。その最中であった狙撃手同士の闘いを描く物語。 実話をもとにした映画です。近代戦の最中にあった西部劇のような決闘シチュに興味が惹かれます。 映画は、主人公と彼を付け狙うドイツ人スナイパーの対決を軸に、三角関係を絡めて進みます。 セットも大掛かりでしたし、戦闘シーンも迫力があるものでした。 ただ、内面の描き方が少々弱く感じました。公式レビューでは、「英雄になったことへの疑念」等の文章もありましたし、人間ドラマに対する期待感も強くありました。しかし、心理描写自体にも、そこに行きつく過程の描き方にも不足を感じました。 三角関係を省き、主人公の煩悶をもう少し深く描いて欲しかったですね。 私的評価は標準です。
絶対服従
「プライベート・ライアン」のノルマンディ上陸の殺戮シーンも凄かったが本作のオープニングも悲惨を極めている、ショッキングなのは敵の攻撃で死ぬのではなく撤退する味方を臆病者と罵り撃ち殺す軍部の機銃掃射。戦意高揚の為にプロパガンダに祭り上げられた狙撃兵バシリ・ザイツェフは255人を狙撃した実在の人物だが映画はほぼフィクションである。
悲惨を極めたスタリーングラード攻防戦だが勝利したソ連側の視点と言うより米英の自由主義国の制作だから批判的に描かれているのが特色だろう。前半こそ戦争映画だったが主軸はスナイパー同士の決闘のような趣きで緊張感を盛り上げている。どうしても殺漠としすぎるのでロマンスを挟みたくなるのだろう、商業映画だから脚色はわかるが感情操作に子供を使うのは頂けない。以前、観ていたがジュード・ロウとエド・ハリスの名演、テレビでやっていたので再鑑賞してしまいました。
時代は変わった
最近、仕事でよく目にしていた地名だったので、思わず手にとってしまった。
そして、物語中に出てくる地名や、その当時の両軍の動きなども、必要以上に知っているのがちょっと切なかった…。
内容は、ソ連に実在した伝説的スナイパーの話。
「スナイパー」という人種がどういうものなのか、初めて知った気がする。
一発にかけるエネルギーと集中力は想像に絶する。
現代の国同士の戦争ではありえない接近戦。
戦う間もなく、吹き飛ばされていく人たち。
でも、今でも、ミサイルで死ぬ人より、マシンガンで死ぬ人のほうがずっと多いんだもんね。
恐ろしい。
そして、子供や女性まで戦闘に参加していたのに驚いた。
日本も、もし本土に上陸されていたらそうなってたのかも。
準備はしてたわけだしね。
メディアについても、考えてしまった。
一狙撃兵が、プロパガンダのために「伝説の英雄」に仕立て上げられていく。
その生贄になった人物の心の動きもよく出てた。
敵役の凄腕スナイパーにエド・ハリスを持ってきたところは大正解。
最後に2人が顔をあわせるシーンは、ちょっとゾクッとした。
ターニャが生きてたのは……。
なんにしろ、冷戦時代だったらアメリカ資本でソ連軍の映画なんて撮らなかっただろうね。
愛するターニャ、君のために今日も敵を撃つ・・・
好きな映画です! 時々観たくなります! エド・ハリス演じるケーニッヒでしたっけ? あの少年をまさか殺してしまうとは冷酷ですねえ・・・ジャンプした瞬間ヘル・ボーイを1発で仕留める場面はすごかったです。 ヴァシリが序盤で爆撃の音と同時に敵の将校を仕留める場面も好きです! 最後はターニャと再会できたみたいでよかった(^-^)
細かい点は気にしない方が良いかもしれないですね。
再鑑賞。 初めて観た時程ではありませんでしたが、それでも面白かったです。 第二次世界大戦、しかも舞台が冬のロシアという事もあり、画面は始終暗く重い感じですが、反戦等のメッセージ性のある作品ではなく、アクション映画に人間ドラマを加えたような作品なので、割りと気楽に観られるのが良いですね。 ジュード・ロウとエド・ハリス演じるロシアとドイツの敵対する二人の狙撃手が、知力と技術力を競い合いながらの攻防は、演出も上手くとても緊迫感あるものでした。 僕だけかもしれませんが、この2人の対決は何となく西部劇っぽく感じれますね。
ターニャをめぐる物語
二人の男が超美人ターニャを巡って、狙撃しまくる物語 フォーリンラブは戦う前にやってきてほしかったというのが個人的な感想 実話と銘打ってるが、フォーリンラブがメインの映画なので、ゴリゴリの戦争映画が見たい人には勧めない。 古い映画ではあるが、ターニャだけでも見る価値のある映画だと思った。 エンターテイメント映画でしたなあ。 もっとヒリヒリのサバイバルが見たかった
アメリカン・スナイパー!?
ソ連兵がイギリス人、ドイツ兵がアメリカ人ってな配役で英語はやはり世界共通言語ってな強引さがアメリカ映画らしい!? そんな言語の違和感を拭えないまま、話は難しい訳でも無く単調にいわゆる娯楽大作映画として楽しめる。 スナイパー同士の対決としての緊張感は希薄で、ラストの勝ち方は微妙で適当過ぎる。 どんな戦争にもハッピーエンドは無い筈なのに、最後は恋愛映画のようなハッピーエンド。
フロントラインの緊迫感
非常に面白かったです。 戦場の最前線での、 スナイパーどうしの対決です。 フロントラインの緊迫感が伝わってきて、 興奮で めが離せませんでした。
主人公は、 実在した英雄 [ヴァシリ・ザイツェフ] です。 ただし、 物語自体は、 あくまで [歴史上の人物が活躍するフィクション] です。 はなしが かなり嘘っぽかったので、 インターネットで調査して判明しました。
不自然な箇所もあります。 最後に、 [ヴァシリ・ザイツェフを撃ち殺したと思い込んだてき] が、 隠れていた場所から でてきて殺されます。 意味不明です。 てきが複数いる可能性を考えれば、 出てくるはずがないのですが。
ドンパチ映画に仕上げた方がよかったのでは?
俳優の演技力、戦闘シーンの迫力、カメラワーク、セットの作り込み度は素晴らしいのだが、 狙撃した後にノコノコ顔を出す所があり得ないと思って見てしまいました。 狙撃した後、コソコソ見つからないように帰ってしまうと対決が盛り上がらないので顔を出す演出は仕方ないとは思うものの、 それなら狙撃手同士の戦いとはせず、 ドンパチ戦争する映画に仕上げた方が名作になったのではと思われる。
冒頭はソ連版プライベートライアン
とはいえロシア映画ではなくハリウッド映画。英語劇。 2人に銃一丁。同士討ち多数 「バイエルンの貴族V.S.ウラルの羊飼い」 教育を受けた人間は生き残らなきゃならない。戦争が終わった後に必要だから。
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