「まさしく荒野の決闘」スターリングラード naokiさんの映画レビュー(感想・評価)
まさしく荒野の決闘
エド・ハリス
今回この映画ではアメリカ人なのにドイツ人将校を堂々と演じております。
「ザ・ロック」では葛藤するテロリスト、「ビューティフル・マインド」ではラッセル・クロウを追い詰めるCIA職員、現代美術の巨匠ジャクソン・ポロック、楽聖ベートーヴェン・・・どれを演じてもエド・ハリスなのに記憶に残るのはなぜなのでしょうか?
スターリングラード独ソ900日間包囲戦
ショスターコービッチ交響曲第7番「レニングラード」の演奏会に圧倒され、BSドキュメンタリーでは「スターリングラードの戦い」で、いかにソ連側に多大な被害を被ったかを知り、
「レニングラードのショスターコービッチ」で曲が生まれた経緯や極限のなかで演奏する楽団などを知りました。
ちなみにレニングラードはスターリングラードとも言われますが地名は同じです。
今回、映画館で改めて見直しましたら(NHK-BSで視聴済)、
あれ!?スターリングラードの史実はどこいったんですか?
直ちに題名を「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・レーニングラード」
に変えましょう。
ほとんど西部劇のような・・・でも面白い。
しかしソ連軍の逃亡兵を味方側が撃つシーンは史実なんだろうな。
爆撃機のシーンはCGですね〜
ジョゼフ・ファインズ演ずるソ連軍将校ダニロフは自分に正直過ぎる人でレイチェル・ワイズ演ずる女兵士ターニャに恋恋慕で嫉妬で苦しむ殉職者か!?(言ってるセリフはシェークスピア役者のような)
でも、いやらしく見えないのが凄い👍
ところでドイツからケーニッヒ少佐(エド・ハリス)が列車で到着するシーンをウトウトと眠り観落としてしまったのが悔やまれます😓
結構いいシーンなのに・・・
この映画はニコラス・ケイジ「ロード・オブ・ウォー」に並ぶ
マイ・フェバリット戦争映画となりました。
あれ?「ロード・オブ・・・」て戦争映画だったけ