劇場公開日 1995年9月

「恋する気持ちを思い出す映画。」恋人までの距離(ディスタンス) みーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0恋する気持ちを思い出す映画。

2018年4月5日
iPhoneアプリから投稿

人の心に神様がいるんじゃなくて
人と人との間に神様がいる。という言葉が印象的だった。人生は人との関わりの中で何かが生まれるもので、ひとりで出来ることってあまり無いような気がする。

初めて会った人なのに
言葉で表せないなにかを感じたり
もっとこの人と話したいなと思う時ってあるなぁ。
小さい頃の話や
自分は何が好きで何が嫌いか
自分の価値観の話をするとき
鬱陶しがらずに聞いたり
面倒臭がらずに話したり
それをお互いに出来る関係って素晴らしいなと思う。

自分のことをもっともっと知って欲しい。
もっと深く相手のことを知りたい。と思うのが
恋の始まりまりなんだと、今さらながら気づいた。

電車を降りるとき
後で後悔するよりかは、
振られても良いから誘おう。と決断したことや
お互いの負担になることは分かっていても
また会うための約束をしてしまうこと。
そのシーンを見た時、自分と重なった。
自分は真逆のことをしてきたから。
気になっているけど、
これから先もう会うことも無いはずだから
あんまり仲良くするのはやめよう。とか
こんなこと言ったら変だと思われそうだから
やめておこう。とか、
誘われた時もこの人の事は気になるけど
この行為は誠実では無いからやめておこうとか。
まだ決まってないことを
勝手に頭の中で決めつけて
数々の出会いを棒に振ってしまった。
ひとりの人に強烈な興味を持つこと自体が、
人生の中でそんなに起こる事ではないのに。。。

20代前半の自分にこの映画を見せてあげたい。
この純粋な恋心を。

みー
LEOWORLDさんのコメント
2020年5月26日

私も同感です😋20代にこの映画を観ていたら違う人生を歩んだかも…💦

LEOWORLD