「話は理解できないがアクションはすばらしい!」マトリックス リローデッド おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)
話は理解できないがアクションはすばらしい!
最新作レザレクションズ前の予習鑑賞第2弾! 前作を3日前に観たばかりだから、記憶はまだまだ鮮明。さて今回はどんな展開になるのか、それをどんな映像で見せてくれるのかと期待して鑑賞スタート。
今回も開幕早々トリニティが魅せてくれます。ド派手な爆発シーンからのワイヤーアクション、そしてビルから落下中の銃撃戦と、つかみはOK!本作は、前作以上にアクションに力が入っている印象で、ほかにも見どころがたくさんありました。
中でも一番のお気に入りは、高速道路でのカーチェイス。体を自在に転送できる能力を持つ敵を相手に、激しいぶつかり合と銃撃戦が繰り広げられます。そこにエージェントも加わり、さらに追い詰められる中、またもやトリニティが魅せてくれます。キー・メーカーと呼ばれる重要人物を後ろに乗せたまま、バイクで縦横無尽に疾走する姿にほれぼれしました。もうメチャメチャかっこいいです!
もちろんネオも負けず劣らず、すばらしいアクションを披露してくれます。キレを増したカンフーで無限エージェント・スミスと戦うシーンは、マトリックスの世界観にマッチしたナイスアイデアだと感じました。前作にも増して派手さが際立つワイヤーアクションも、実にマトリックスらしくてよき。でも、空を飛び回るのは、スーパーマンじゃないんだし、ちょっとやり過ぎではないかと…。
と、ここまでアクションのことばかり書いたのは、実はストーリーが難しくてよくわからなかったからです。人間の住むザイオンを守るために、ネオが預言者から聞いたとおりに行動したと思うのですが、言ってる内容が難しすぎて頭に入ってきませんでした。設計者との会話もやはり意味不明。それでもネオはしっかり理解していたので、どうやら彼は頭も体も完全に覚醒して、スーパーマン・ネオとなったようです。
さて、このあと3作目のレボリューションズを観れば、謎が解けてスッキリするのでしょうか。はたまた、さらなる謎に突き落とされるのでしょうか。なかなか本作だけでは評価しにくいですが、難しいけどつまらなくはないので、とりあえず星3.5としておきます。