「読むべし。『高慢と偏見』『ジェーン・エア』それが結論。」プライドと偏見 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
読むべし。『高慢と偏見』『ジェーン・エア』それが結論。
クリックして本文を読む
イングランド版『若草物語』と言うよりは、イングランド版『渡る世間は鬼ばかり』だね。これから、大変だ。
18世紀のイングランドを舞台にしたジェーン・オースティンのフィクションだ。残念ながら、原作を読んでいない。だから、比較は出来ないが、僕はイギリスの女流作家と言えば、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』とどうしても比較してしまう。そして、更に残念な事にまだ、ジェーン・エアを読んでいない。シャーロット・ブロンテの作品を読まなければとこの映画を見て感じた。何故なら、シャーロットブロンテはこの作品(原作)を酷評しているとウィキペディアには書かれていた。
なかなか、良く描かれた映画だと思ったが、言うまでもなく古い価値観で、産業革命、フランス革命、アメリカ独立を全く無視している。勿論、原作がそうなのだから、仕方ないが。シャーロットブロンテの酷評の根拠もそこにあるようだ。とすれば、残念ながら、エミリーブロンテのファンである僕としては、原作を比較しても、余り評価できないのかもしれない。しかし、余りにも美しく綺麗さっぱりと叙事の部分を外している事になにか意図があるような気もする。
だから、ひょっとすると、原作は女流作家として、名作家なのかもしれないとも感じた。
読むべし。『高慢と偏見』『ジェーン・エア』それが結論。
この映画の女優さんリリー・ジェームズさんじゃないですね。綺麗な女優さんだと思った。
コメントする