「ジーン・パックマンのも見てね」ポセイドン カルヴェロさんの映画レビュー(感想・評価)
ジーン・パックマンのも見てね
パニック映画の好きなところは登場人物それぞれバラバラな個性が折り重なり単純な一つの目標へ向かって進むというごくごくシンプルなストーリーだからです
時には意見が衝突したりどうしても好きになれない人と命をかけて協力しなければならないところが胸を打ちます
この作品も同様に幾つもの山場があり人々は突き進んでいきます
昔と違う点はスピードではないでしょうか
昔の作品を見ると今よりも静と動の繰り返しがいくつか多めにあったように思うのです
仲間が減るごとに悲しみ辛さを乗り越えてまた先に進む描写がもう少し多かったようです
仲間の中での争いやリーダー的存在の人の苦悩、仲間達の不安な様子も今よりも格段に多かったように思います
スピードのある判断、幾つもの岐路がありその一つ一つが正解でなければ即死に繋がるとても恐ろしい現状
今の私達も悲鳴をあげている地球の乗組員
何かあった時にどこへどう進めばいいのか皆目見当もつきません
ただ、私が言いたいのは「諦めないこと」
「ジョーズ」のリチャード・ドレイファスや「バック・ドラフト」のカート・ラッセルの顔ぶれがとても励みになった考えさせられた作品でした
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