蝋人形の館のレビュー・感想・評価
全6件を表示
いたたた
まずね、人間の体はあんなに柔らかくないと思うの(涙目)あまりに容易く切ったり刺したりしていて
見ていてとても痛くて不快だった。
ちょうど公開された頃に国際線の機内で見て死ぬほど怖かった本作品。見終わって寝たら悪夢にうなされ目が覚めたら斜め前の席の人がこの映画を見てて嫌でも目に入るというあの日からもう19年も経つの怖。とか言ってますがここ数年また見てみたくなりNetflixで発見。2度目だからもうそんなに怖くないでしょ!と余裕でソファに寝転んで見たがやっぱり痛いし怖いし。ただ初回よりかは冷静に見られたので双子の伏線が効いてるとかパリスの演技悪くないとか2024年ではコンプラに引っかかりまくる表現とか楽しめた。怖いし痛いけどまたきっと見てしまうんでしょうね。
【”お前も蝋人形にしてやろうか!”熱帯夜にはヤッパリホラー映画だね!等と思って軽ーい気持ちで観ていたら、今作無茶苦茶面白怖いじゃない!ドンドン加速する残酷シーンの数々にも戦慄する作品である。】
ー ご存じのように、今作の監督ジャウム・コレット=セラは、リーアム・ニーソンとタッグを組んだ数々の秀作アクション映画で名を馳せているが、まさか初期に今作の様な優れたるリメイクホラーを手掛けていたとは、知らなかったなあ。けれど、「エスター」も手掛けていたもんなあ。ー
■大学フットボールの試合を観戦しようと6人の若者、カーリーとウェイドのカップル、カーリーの不良っぽい兄貴ニック、ドールトン、ペイジ(パリス・ヒルトン)、ブレイクがスタジアムを目指す途中、キャンプをして一泊すると、翌朝車は誰かの仕業でファンベルトが盗まれており走行不能におりなっている。
声を掛けてくれた動物の死骸を運ぶ不気味なレスターという男に近くの町アンブローズまで車で送ってもらうのだが、そこは異様な静けさに包まれていた。
◆感想<Caution!内容に触れています!>
・序盤は、おバカな若者6人がヤラレちゃうホラーかなあ、などと余裕で鑑賞。だが、彼らが泊まったキャンプ地に漂う悪臭のシーンと、不気味なレスターという男が登場する辺りから不穏感が漂い始め、徐々に尋常でない世界が展開されていくのである。
・カーリーとウェイドのカップルが、案内された町で教会を訪れるシーン。出て来た男は最初は愛想が無く怒ったように二人を追い出すが、その後二人を追い掛けて来て葬儀が終わるまで待つように言って来る。
ー その葬儀の際の、棺の中に横たわっていた老いた女性の死体・・。-
・そして、二人は町の中の古びた蝋人形の館を見学するのだが、妙に蝋人形がリアルである。そして男ボーが徐々に表してくる狂気の姿が怖すぎる。
■カーリーとウェイドのカップルを執拗に追い掛けるボーとスケキヨの如き面を被ったビンセントとボーに呼ばれる謎の男。
ウェイドは囚われ、椅子に座らされ蝋を全身に吹き付けられて行くシーンや、地下に閉じこめられたカーリーが地上に指を出した時に、それをちょん切るボー。更にニックとドールトンも助けに来るが、ドールトンはビンセントに鋏で首を切断される。
更に、キャンプ地に残っていたペイジとブレイクも、ビンセントに惨殺されるのである。それにしても、パリス・ヒルトンは何故にあの悲惨な最期を遂げる役を引き受けたのだろうか・・。
・徐々に明らかになる町の、本当の姿。狂ったベティ・デイヴィスのドアップが映し出される「何がジェーンに起こったか?」が上映されている映画館や教会にいた観客たちは皆、生きたまま蝋人形にされた人たちである事が分かって来るシーンは、実に気味が悪い。
蝋が剥がれると、腐った皮膚も剥がれ落ちるシーン・・。
■そして、”芸術家、トレイディ・シンクレア”の産んだ結合双生児の禍々しい写真と、ボーとビンセントとの関係性が分かって来るシーンは、戦慄である。
大怪我をしたカーリーとそれまで仲の悪かった兄ニックが協力して、ボーとビンセントに立ち向かい、蝋人形の館が炎に包まれて行くシーンの描き方も、実に禍々しい。流れ落ちる蝋の中から出て来る、蝋人形に生きたままされた人たちの姿。
<全てが終わり警察が来た時にカーリーとニックが警官達の交わす言葉”多数の車が見つかった。犯罪データを調べると(トレイディ・シンクレアの)息子は”3人”です。”と言う台詞からの、カーリーとニックが警察の車でアンブローズを去る時に、彼らを町に連れて来た不気味なレスターという男が車に腰掛け笑いながら手を振る姿も、イヤーなイヤーな後味である。
因みに、今作は劇中流れるゴシックメタル調の曲も効果的である。
”Joy Division”の陰鬱な縊死したボーカル、イアン・カーティスが歌う隠れた陰鬱な名曲”New Dawn Fade"等々・・。
今作は、猟奇ホラーの逸品なのである。>
ようこそ、蝋人形の館へ。
原題
House of Wax
感想
なぜ、この町は地図にのっていない?呼んでも誰も来ない?すべての答えは、中にある
恐怖は人の形をしてやってくる!
ホラー好きならそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか!
町も蝋人形の館も不気味でいいですね。ゾクゾクしました。
それなりに痛々しいシーンありでアキレス腱を切られる。指をペンチで…。蝋人形にされたのを剥がされる…。のは嫌でしたね。
終盤、蝋人形にされた人が溶けていく、館もドロドロになっていくのも良きです。
蝋人形兄弟の死に様が伏線で好きです。
スパナチュのジャレッド・パダレッキが見れたのとお騒がせセレブパリス・ヒルトンのスタイルがすごく良きです笑
ラストは思い出のビデオカメラとまさかの三兄弟だったとは…。笑
※トゥルーディーの蝋人形の館
※何がジェーンに起こったのか?
何が蝋人形屋敷で起こったか?
レンタルDVDで鑑賞(字幕)。
オリジナル版(肉の蝋人形)は未見です。
パリス・ヒルトンが出ていてびっくり。別に下手くそでもなくて、これまたびっくりです。殺され方もいい感じ!(笑)。
王道なホラーだし、クライマックスにはアクションとスペクタクルもあって、一粒で二度美味しいなと思いました。
グロさもほどよく不快だし、蝋人形屋敷の兄弟も最高に狂ってる。生きた人間を蝋人形にしちゃうだなんて…(泣)。
街の人間全部固めているから始末に負えぬ(笑)。
嬉しかったのは、街の映画館で「何がジェーンに起こったか?」が上映されていたこと。ベティ・デイビスの白塗り怖い…
実は同作のレビューを書いた時に、他のレビュアーさんから「本作に出て来るよ」と教えていただいていたのです。
屈折した姉妹が、本作の兄弟とリンクしていました。蝋人形兄弟の最期の姿は、伏線が効いてグッと来ました(笑)。
※修正(2024/06/24)
むちゃくちゃー。
蝋人形にされた人間だらけの町。
…この100人ぐらい居そうな人達はどういった経緯で?
ホラーだからと言って無理が通じるところで、冷めてしまう自分がいます。
あんまり怖くなかったかな。
繁華街で人気のある蝋人形の館が、実は…。
的な話を期待していた。
全6件を表示