「ジミーが一番の悪党。」ミスティック・リバー 孔明さんの映画レビュー(感想・評価)
ジミーが一番の悪党。
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幼馴染で11歳の頃は仲良く遊んでいた3人の少年。だが、ある日に起こった誘拐事件が3人の関係を変えた。
25年後、3人の少年は1人は刑事・1人はギャング・1人は幼い頃のトラウマに苦しむ冴えない男になっていた。
そしてある夜、ギャングの男の19歳になる長女が銃で撃たれて殺された。
その事件が切っ掛けとなって、疎遠になっていたかつての幼馴染3人組を再び結び付ける事になる。
が、それはさらなる悲劇の幕開けでもあった。
ケイティの殺害理由が訳分からない。私は父親の敵討ちかと思ったのですが「理由もなく殺した」なんて動機になってない。
ジミーのような男がなぜ「野放し」になっているんですか???ガラの悪い身内の兄弟も然り。
というか、ジミーがなぜ悪の道に踏み入ってしまったのか分からん。
家庭環境に問題があった・・・・ことは幼年時の描写からは観て取れないし。
あんな男では「疎遠になって当然」でしょうよ。
最終的に一番の悪党は野放しでしょう。娘はこんな男が父親では常に敵対勢力からの「報復」で身が危なかったと考えられます。
家族から逃れて恋人とラスベガスに駆け落ちしようとした理由を両親は最後まで解さなかった・・・・。娘の死は無駄に。
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