「真相は川の中に」ミスティック・リバー めるさんの映画レビュー(感想・評価)
真相は川の中に
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中学生の頃視聴した懐かしの一本。この作品でイーストウッドを知った。ティムロビンス、ショーンペン、ケビンベーコンという名優たちが演じる。
悲しい事件が3人の運命を狂わせる。その悲しみの連鎖は大人になった後も続く。終始重い空気が漂い、嫌悪が増長していく。悲しみは人間の判断を狂わせる。その結果取り返しのつかない事態となる。まさに負のピタゴラスイッチやよね。幼い頃の事件さえなければ、デイブは殺人まで犯すことはなかったやろうな…
今観ると、同級生を殺したジミーを正当化する妻に恐ろしさを感じる。ジミーはあのまま何事もなかったように生きていくのか、それともどこかで良心の呵責に耐えきれなくなる時がくるのか…破滅を感じさせるラスト。
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