「イーストウッド監督独特の重厚感あふれるサスペンス」ミスティック・リバー Ranさんの映画レビュー(感想・評価)
イーストウッド監督独特の重厚感あふれるサスペンス
クリント・イーストウッド監督独特の暗さと重さ溢れる作品。アカデミー賞主演男優賞(ショーン・ペン)、助演男優賞(ティム・ロビンス)を受賞。
ずっと前にたぶん1回観たけどあまり覚えていなかったので再度鑑賞。この物語の展開は、なんとなく「プリズナーズ」を思い出させるし、ジミーとその妻は、「ハウス・オブ・カード」のフランクとクレアを思い出させる。なんか、どっかで見たような…と思いながら見る場面が多かったかな。
でも最後のどんでん返しは、予想できなかった(見るの2回目なのに完全に忘れていた)。一体誰が犯人なのか、登場人物みんなが怪しく思えてくる、このハラハラドキドキ感。
子供のころのトラウマを背負って生きるデイヴの影や混乱を見事に表現しているティム・ロビンスの演技が光っていた。
重厚なサスペンスが観たいときにおすすめの映画。
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