「人生の残酷さ」ミスティック・リバー J.maxさんの映画レビュー(感想・評価)
人生の残酷さ
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逆らうことのできない運命という河に流されて、必死にもがきながらある者はトラウマから抜け出せず、ある者は罪を犯し、ある者には光が差す。その運命の分かれ道が、ごくありふれた少年たちの悪ふざけから生じたものであることが悲しい。
その悲しみの符号が、犯人の指輪にあり、ジミーの背中にあった十字架なのでしょうか。
しかし私たちは同じように抗いがたい運命の河に流されながら生きている。
目の前に突きつけられる人生の不条理と悲哀が胸に刺さる素晴らしい作品。
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