劇場公開日 2000年10月14日

「【不道徳性故に、オランダを追われた御大ポール・バーホーベン監督がハリウッドで、変態性溢れる嗜好を爆発させた作品。もう、誰にも止められません・・。】」インビジブル(2000) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【不道徳性故に、オランダを追われた御大ポール・バーホーベン監督がハリウッドで、変態性溢れる嗜好を爆発させた作品。もう、誰にも止められません・・。】

2021年10月7日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

ー  ポール・バーホーベン監督。
   幼少時、ナチスに蹂躙されたオランダで育ち、善悪を越えた状況にカタルシスを覚え、オランダ国内で、不道徳極まりない作品を作り上げ、高い評価を得るも、オランダから、ハリウッドに招聘された監督である。彼の製作した作品にブレはない・・。ー

◆感想

 ・天才学者セバスチャン(ケヴィン・ベーコン)が生物のインビジブル化に成功しながら、その尊大な態度により、自らの功績を認められないがゆえに行った事。
 ー 元恋人リンダを同僚マット(ジョシュ・ブローリン)に奪われながらも、未練タップリ・・。ー

 ・現在見るとVFXの当時の使い方の凄さに、驚く。
 ー ポール・バーホーベン監督が世間から何だかんだ言われながらも高い評価を受けた理由が良く分かる。ー

 ・セバスチャンがインビジブルになったが故に行う、”中学生か!”と突っ込みたくなる、アンモラルな行動の数々。

<個人的意見であるが、今作は御大ポール・バーホーベン監督の変態性が露わになった作品として、興味深く鑑賞した。
 天才と、異常者との壁は紙一重である。
 だが、エンターテイメント作品としても、今作は一級品である。>

NOBU
かいりさんのコメント
2021年10月10日

変態という才能ですね(褒めてます)。定期的に見て、変態やんけ!とツッコむ映画だと思ってます。

かいり