「"The Killer"」グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"The Killer"
伝記映画、青春、不良、フィフティーズと80年代のアメリカ映画は娯楽作からカルト的なモノまで、それらジャンルの宝庫だった。と、個人的に。
ジェリー・リー・ルイスは、ロカビリーから50'sロックンロールにオールディーズが好きになったら、名前くらいは知る人物、察して興味深く掘るアーティストでは無い。と、個人的に。
史実をどれだけ脚色しているだろう?忠実に描く事よりも、テンポ良く端折るところは潔くエンターテインメントとして楽しく撮られたジェリー・リーの伝記映画。
有りがちな薬や酒で身を滅ぼす訳ではなく、一応は自分の信念を貫き通す態度で、人気も衰退し。
今の時代だからこそ、幼少期から晩年までを描いた映画をもう一度、本作の終わりからその先が波乱万丈な人生であるジェリー・リーに興味がわく。
破天荒な人物ってよりか、能天気な調子乗りで基本的にチャラくてイメージ通りの人物像が楽しい雰囲気満載で描かれている。と、個人的に。
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