フリーダのレビュー・感想・評価
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女流画家の波乱万丈の生涯。
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メキシコの女性画家「フリーダ・カーロ」の生涯を描いた
作品です。
18才の時にバスの事故で瀕死の重傷を負ったフリーダは
奇跡的に一命をとりとめるんですが、歩くことの出来ない体
になってしまいます。
ベッドから動くことの出来ない彼女は、暇を持て余し、
ギブスに絵を描いていました。
見るに見かねた父親が、彼女に画材一式を買い与えます。
フリーダは、ベッドの上で絵を描き続け、絵の才能が開花して
いきます。
その後のフリーダの人生はまさに波乱万丈です。
数十回に渡る手術。共産党への傾倒。結婚。夫の度重なる浮気。
妊娠。流産。アメリカでの生活。離婚。再婚・・・。
総てが実話ですから驚きです。
映画の中でフリーダが実際に描いた作品が出てくるんですが、
人間の内面を鋭く描いたフリーダの作品は、凄く不思議な
雰囲気で、印象に残りました。
映画の映像の方も、なかなか凝った作りで遊び心があって
面白かったですし、アカデミー音楽賞を受賞した音楽も
素晴らしかったです。
僕は全く予備知識無しに観たんですけど、
思わぬ掘り出し物に出会ったって感じでした。
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