「鼻血を出すジェシカ・アルバ」ファンタスティック・フォー 超能力ユニット kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0鼻血を出すジェシカ・アルバ

2018年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 鼻血を出すジェシカ・アルバ。彼女の脱衣シーンを見て鼻血を出す男性諸氏も多かったはず(そんなわけない?)

 連休中であるから、映画鑑賞のハシゴをする方も多いのではないだろうか。特にチョコレートを食べながら『チャーリーとチョコレート工場』を観た後にこの映画を見ると、鼻血を出してしまう可能性大だ。また、『SHINOBI』とこの映画をハシゴすると、超能力の得意技を比較してしまう。さらに、『スターウォーズ3』との連チャン鑑賞ではダースベイダーの秘密を考えてしまいそうで、中々楽しいかもしれない。

 原作が1961年に発表されたというのが嘘のようにも思える。この事実を知ると、アメコミ作品の映画化も発掘作業も大変なのだろうと想像してしまいます。しかも、不思議なことにアメリカ・ナショナリズムを高めるような勧善懲悪ものではなく、いきなり普通の人間に戻ることが命題となっている悩めるヒーロー像を描いているという異色作。さすがにラストではヒーローぶりを発揮しますが、このまま誕生秘話を中心とした序章部分で終わってしまうのではないかと、別の意味でドキドキしてしまいました。

 モロに『Mr.インクレディブル』に影響を与えているのではないかと思われる個々の超能力。無理を承知で『サイボーグ009』と比較をしてみると、これがまた全く当てはまらないことがわかった。似ているのは火を吹く006(張張湖)と力持ちの005(ジェロニモJR)くらいなのだ。ましてや、サイボーグ009は銃をガンガン使い、幾分破壊的なのです。単純比較で恐縮ですが、むしろ日本のヒーローものの方が軍組織に近く、アメリカの方が平和的で柔軟性に富んでいるとも言えるのではないでしょうか。戦勝国と敗戦国という違いが、ヒーローコミックへの影響も変えてしまったのかもしれません。

 映画として特筆すべき点は、前半の橋の事件。イメージする橋がなかったため、わざわざ作ってしまったというほどです。俳優ではジョニー(クリス・エヴァンス)がはじけていました。特にザ・シングを何度もくすぐるシーンでは大笑いしてしまう。いいキャラです。そして、男性客の妄想力をかきたてるインビジブル・ウーマンのスー(ジェシカ・アルバ)。鼻血のおかげでポイントアップしました。意外だったのは、テレビ出演が中止となったためにラリー・キングが登場しなかったことだろうか・・・字幕からもはずされていた・・・

kossy
Bacchusさんのコメント
2020年4月14日

いやー(・∀・)
劇場公開が流れてDVDになった作品は何本か書いてますけど、家鑑賞シリーズも書くとキリがないないというか…所有してる円盤だけでも多分500枚ぐらいありますし…今年もなんだかんだ劇場鑑賞171本、全て書いてますww

Bacchus
kossyさんのコメント
2020年4月14日

鑑賞お疲れ様でした~w
Bacchusさんも“おうちシネマ”シリーズでレビューいかがですか?

kossy
Bacchusさんのコメント
2020年4月13日

鼻血姫でしたw
2回もww

Bacchus