白蛇:浮生 巡りめぐる運命の赤い糸のレビュー・感想・評価
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映像表現と魂の連続性が交差する続編
『白蛇:浮生』は、映像表現の完成度の高さにまず圧倒される作品だった。
色彩設計や光の演出が非常に緻密で、幻想世界の美しさだけでなく、登場人物の感情の揺らぎまでも視覚的に語っている。
物語としても前作を踏まえた対比が効いており、シリーズとしての深化を感じさせる。
特に印象的なのは、佐久間大介が前作では「宣」、今作ではその生まれ変わりである「仙」を演じている点だ。
仙はあくまで別人として存在しているのに、ふとした瞬間に宣の面影が滲む。
同一人物ではないが魂の連続性を感じさせる――その絶妙なバランスを、声のニュアンスや自然な佇まいで見事に表現していた。
単純に発声や芝居の質感も洗練されており、前作以上に“自然にそこにいる”説得力が増している。
そして特筆すべきは、エンディングで再びSnow Manの『縁 -YUÁN-』が流れること。
前作から引き継がれたこの楽曲が、物語の「縁」や繋がりを強く象徴しており、最後に感動をもう一段深く燃え上がらせる。
歌詞が作品世界に驚くほど寄り添っていて、余韻を完成させる重要なピースになっていた。
映像、物語、演技、音楽が一体となった続編として、非常に満足度の高い一本だった。
【”500年の恋。今作は中国神仙白蛇伝説、美しく切ない異類婚姻譚である。”で、更なる物語はあるのかないのか、どっちなんだい!今作、ナカナカだったぞ!】
■ご存じの通り、白蛇伝説は日本でも中国でも古来から様々な物語がある。
今作では、人間の善性在る医者の男性と白蛇の美しい女性との恋を軸に、白蛇の強気の妹と、法力が異様に強い僧との二匹の蛇との戦いが描かれるのである。
そこに、輪廻転生思想も盛り込まれ、且つ南宋中国の衣装、意匠、祭事迄盛り込まれ(といっても、南宋の衣装って観た事ないけれど。)、見応え充分である。
ラストは、
”ええっ、そこで終わりですかい!”
という、いわゆる”蛇の生殺し状態”(上手い事、書いたつもり。)で劇場を後にしたのだが、続きがあるのかないのか、よく分からないんだな。
誰か、教えて!
と思ったら、エンドロールで日本語吹き替えの方々の名前が出て、”フーン”って思ったけれども、面白かったから、マア良いや!
<今作は、中国神仙白蛇伝説、美しく切ない異類婚姻譚である。前作もあるみたいだから、配信で観ようっと!>
もっと、「異なる正義のぶつかり合い」というテーマを掘り下げることができたのではないだろうか?
物静かで臆病なセンのキャラクターや、多少のドタバタはあるものの、ハクとセンの平穏な新婚生活が描かれる序盤の展開からは、前作とは異なる「しっとり」とした印象を味わえる。
やがて、街に疫病を蔓延させるネズミの妖怪を見つけ出して、懲らしめたり、セイが役所の金庫に忍び込んで、銀を盗み出したり、薬草が生えている崖から転落したハクとセンが、2人で空を飛んだりして、徐々に活劇としての見せ場が増えてくるのだが、それでも、まだ、バトル・アクションとしてのエンジンはかからない。
妖怪退治の能力を持つ僧侶が現れ、彼がネズミの妖怪を封印し、居合わせたセイと対決するに至って、ようやくと、この強敵が、倒すべきラスボスであることが明らかになるのだが、その一方で、人間のために妖怪と戦う僧侶は、決して憎むべき「悪党」ではないので、ハクたちと僧侶の、どちらに肩入れすればいいものかといった戸惑いも覚える。
ここで、一気に、全面対決へと突入していくのかと思ったら、大蛇の姿となったハクを見たショックで生死の境を彷徨うセンを救うために、ハクが薬草を採りに行ったり、セイの婿探しのドタバタの中で、セイと僧侶が再会したり、ハクを退治しようとした狛犬(のような法具)を数珠の形に戻すために、センが生気を奪う横笛を吹いたりといったエピソードが続いて、それは、それで面白いものの、中々物語が進まない状況に、もどかしさも感じてしまった。
愛する妻や、義理の妹の正体が、蛇の妖怪であることを知った後も、センや、その義理の兄が、変わらぬ態度で彼女たちに接する姿には、思わず胸が熱くなったのだが、こうした、「異種同士(人間と妖怪)の交流は成り立つのか?」といったことだけでなく、「正しい目的(薬局の開設)のためには、悪いこと(銀の強奪)をしてもいいのか?」とか、「異種(妖怪)という理由だけで、それを排除することは正しいのか?」といった、奥の深いテーマも浮かび上がっていたので、そうしたことを、もっと掘り下げてもらいたかったとも思う。
僧侶の寺にかくまわれていたセイを、ハクたちが助け出したことで、いよいよ、最終決戦へとなだれ込むのだが、僧侶と狛犬(法具)の圧倒的な強さは見応えがあるものの、バトル・アクションとしての迫力や躍動感が今一つだったことには物足りなさを感じたし、ハクたちが形勢を逆転する手段にしても、早い段階で予想できてしまったことで、大きなカタルシスを得られなかったことも残念だった。
次回作が作られるのであれば、また、この500年後の世界が舞台になるのだろうと思っていたのだが、生気を失ったセンや、生まれた赤ん坊がどうなるのかを描くために、本作の直後から始まる物語になるのかもしれないとも考えられる。
いずれにしても、ハクとセンの、時空を越えた悲恋の行方が気がかりで、続編が楽しみではある。
白蛇浮生
仙と白の愛と絆の物語が主軸だとは思いますが、 青と李も交えた家族の...
仙と白の愛と絆の物語が主軸だとは思いますが、
青と李も交えた家族の愛と絆も感じられて、とても感動しました。
アクションシーンのスピード感と迫力も、コミカルなシーンのほっこり感もとにかく素敵で全く飽きるところのない映画でした。
また観に行きたいです!
2026/1/31 大好きなお話でした、そして早々に声優がさっくん...
魂の愛の物語
運命をたぐりよせる
前作『白蛇:縁起』から5年
続編待ってました!前回の続きからですが、ここから見ても楽しめます。
前作も大好きなので最初に曲が流れた瞬間に涙が…
ただコミカルなシーンも多く笑える要素がかなり多かったです。白が強くなっててかっこよかったし、運命は自分で掴むって感じ。はらまきは人間でも可愛い!仙も優しくて、最後のシーンで涙…
前作で中国アニメーションの美しさに驚かされましたが、若干リアリティにかける部分があり気になるところでした。しかし今回そういったところがほぼ解消され、布の質感や水の描写など実写かと思うくらいの場面もありました。
物語の進め方は強引なところもあるものの、とても楽しめました。
私自身中国文化に明るければ物語をもっと深く理解できたんだろうなぁ。
続編あってもおかしくない終わり方だったと思うので、楽しみにしてます…。白と仙をもっと幸せにしてほしい。
すでに白蛇ロスなのでまた見に行きます。
泣きました
旦那さんが 佐久間大介くんを絶賛でした
今作は旦那さんと一緒に観に行きました
見終わって映画館近くのレストランで夕飯を
食べながら感想会
佐久間さんの声優ぶりを大絶賛していました
あんなに声優が上手いとは思ってなかったと
前作の『白蛇︰縁起』を観ていなかった事を
悔やんでいました(笑)
私が持っている前作のBluRayを観せてあげます
とあるシーンの演出が圧巻
タイトルなし(ネタバレ)
妖怪である白と人間の仙の愛の物語。他の人に迷惑をかけず健気に生きていこうとしても天道に反する愛の物語…。
最後の仙の振り返りの表情が究極の愛を表しているようで泣けてきました。
前回よりもさらに面白かったと思います。
佐久間大介さんは本当に声優でしたね。
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