クルビ・ダ・エスキーナの物語 すべてはあの街角から始まったのレビュー・感想・評価
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ブラジルのポップスの歴史の一幕に立ち会う
「ブラジル映画祭+」最終日、『クルビ・ダ・エスキーナの物語 〜すべてはあの街角から始まった〜』。
ブラジリアンポップス、MPBを代表する、ミルトン・ナシメントがメナスでミュージシャン仲間と録音した名盤「クルビ・ダ・エスキーナ」がどのように作られたかというドキュメンタリー。
1972年のブラジルは軍政からの脱却の時期で、本作でも語られる打倒資本主義の学生運動が盛んな時期。アルゼンチンの軍政下でテノーリオが失踪するのが1976年だからまだまだ混沌とした状況だった。
学生運動と映画、ビートルズ、プログレッシブロック、クラシック、そして、ミルトンが傾倒していたジャズの影響で生まれた本作のルーツが語られる。
今やブラジルの声と呼ばれるミルトンも企画段階ではレコード会社に、君もそんな売れてないしと反対されてたように、何者でもない若者によって起こったムーブメントということがわかる。
ライナーノーツを参加ミュージシャン自身が語るという形がとても興味深い。
おそらく同じ時期に日本のポップスが受けた影響と同じ匂いのするサウンド。なんだか荒井由実のようでもあり、グループサウンズみたいな曲もある。
上映後のミニコンサートもよかったです!
Licoさん!
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