ガスト・アップのレビュー・感想・評価
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Battle cry
ジャケットのカッコ良さ、というかシンプルさに惹かれての鑑賞。
犯罪ものって身近な世界であるはずなのに非日常感が強いのでついつい気になってしまうんですよね。
ただ蓋を開けてみるとなんというかショボかったです。
そのショボさが味を出してはいるんですが、ダサくならずしっかりやろうとしているせいか中途半端になっていたなぁという印象です。
初っ端からバイクでスマホやらパソコンやらをひったくって換金するという中々に狡い犯罪をしていくんですが、スムーズに奪っていくのはお見事でしたし、途中全く関係のないものを盗むなどのユーモアが詰め込まれていて面白かったです。
バイク周りのシーンは結構良かったので、走り屋の話とかになってたらなぁとかのたらればをひとつまみ。
全体的に犯罪劇も家族周りもフワッとしか描かれていないため、今誰がなんのためにどう動いているのかというのがハッキリせず進んでいくのが今作のストーリーを飲み込みにくい理由なのかなと思いました。
主人公アッシュが犯罪をする理由は母の薬物使用を止めるための治療代だとは思うんですが、肝心の母親が全然登場しないのでその苦労がほとんど伝わって来ず、妹も何か事情を抱えてそうに見えて何も抱えてなさそうで、シンプルにアッシュに金を集ってる様にしか見えずで好きになれずでした。
宝石強盗も正直期待していたクライム劇とは程遠い地味なもので、計画的なのかそうじゃないのかの塩梅が微妙なのもあって、盗って逃げるだけのはずなのにモタモタモタモタしますし、なぜか複数回突撃される割には同じ地域っぽいのでバレるやんと思いますし、警備員が威嚇してきただけで尻尾巻いて逃げたりと市民が一歩踏み込んだ世界というのはまぁ理解できるんですが、いかんせん弱すぎて魅力が伝わらず終いでした。
闇バイト的なものの立ち位置の割には組織側も急に現れて色々指示出していながらもどれも具体的なものが無くて引っかかり続けました。
オチも破滅的エンドに向かうのかなーと思ったら、急に落ち着いた方向へ向かって終わってしまうので拍子抜けでした。
どうせなら盗んだバイクで走り出して終わって欲しかったです。
登場人物の名前被りが妙に引っかかってしまいました。
ダブズとカブズ、ジャズとシャズ、なんかしら意味があるのかもしれないんですが、観ている側からしたらごっちゃになってしまいますし、全然別名で良かったのになーとモヤってしまいました。
地味でショボいとあんまし救いどころの無いタイプの作品ではあるんですが、どこが嫌いになれない自分がいるのもまた事実です。
もう一捻り二捻りあればと思ってしまいます。
鑑賞日 12/14
鑑賞時間 10:15〜12:00
ドジョウかと思った
犯罪組織と繋がり沼にハマって行く原チャリ窃盗団に身を置く青年の話。
スマホをひったくりリーダー格の従姉弟に渡して小遣い貰ってと始まって…と思ったら、次は店頭にバイクをディスプレイして店からバイクを盗むとか、いきなり話しがデカくなってません?
更には硫酸がーとか騒いでおいて、その後すぐに武器持って強盗って…。
母親がなんちゃらはわかるけれど、妹もなんかズレているし、オバもなにか勘違いしているのか自信満々だしw
そして終盤追い詰められて何をみせてくれるのかと思ったら…それで終わり!?
なかなか面白いと思って観ていたけれど、少々はぐらかされた上に、考えられる色々な結末の中で一番盛り上がらないところに着地しちゃった感じだった。
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