劇場公開日 2004年6月5日

「いいところは映像美。青キジの戦闘で見るような瞬間凍結のシーンをニューヨークの街丸ごとという超大規模で体感できるのは素晴らしかった。」デイ・アフター・トゥモロー ディミトロさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 いいところは映像美。青キジの戦闘で見るような瞬間凍結のシーンをニューヨークの街丸ごとという超大規模で体感できるのは素晴らしかった。

2025年8月14日
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CGと分かっていてもやべーなとなった。もう一ついいところは、先進国が瞬く間にグローバルサウスに助けを乞う関係性となる様をクレバーな設定で描ききったところ。この後の地球がどうなるんだろう?というのをより観客に想像させやすくする仕掛けが秀逸だと思う。
悪い点は、主人公の強みを活かせないストーリー。気象学者であるにも関わらず、これまでの研究に基づくScienceを武器に戦うのではなく、肉体を武器に素人なのにレスキューに挑むところを後半ずっと見せられた。SF映画としてどんな知略で問題を解決するのかと期待していた人々を大きく失望させたことでしょう。
また地球規模のディザスターだけに、被害を被るいろんなやつを描いておこうという姿勢は感じ取れるが、メインキャストを除いては出落ちレベルでさらっと登場させてほしかった。変にいろんなやつのストーリーが渋滞しててついていけなかった。
ただしこの映画のお陰でday after tomorrowをテストで間違うことはなくなったのですごく感謝しております。

ディミトロ